ヴェローナから次に向かったのは2月以来のロンドン。
前回はとにかく寒かったが、今回はベストシーズン。
仕事が木&金だったので、土曜を利用して観光することに。
ドイツやイタリア、フランスなどの西欧の大陸国とイギリスの間には時差が1時間あり、前回の出張時はこの1時間にうまく対応できず、けっこう疲れたものだった。
しかし今回は、この1時間をうまく活用することに成功!
いつも通り、ドイツ時間の朝8時に起きるよう目覚ましをかけると、イギリス時間の7時に目が覚める。
そそくさと準備をして、朝8時にはホテルを出る。
観光客もまばらな朝の時間に、ゆっくりと観光名所めぐり。
ロンドンには珍しく、この日は天気もよかった(午後には曇ってきたけど)。
CHARING CROSS駅から、ロンドンアイ、ビッグベン、ウエストミンスター寺院とまわり 、セントジェームスパークを抜けてバッキンガム宮殿へ。
写真を撮りながらゆっくり歩いて約2時間強。
10時すぎには一通りの名...
Verona
出張で一週間ちょっとデュッセルを離れてました。
目的地の1つが、北部イタリアの都市ヴェローナ。
ミラノとヴェネツィアのちょうど真ん中、少しヴェネツィアよりくらいにある。
細かい路地が多く、ルパン三世の愛車でもある「Fiat500」(愛称Cinquecento)なんかは、この街がよく似合うだろうと思う。
旧市街にあるコロッセオのような円形劇場は「アレーナ」と呼ばれ、夏には毎日野外オペラが開催されるらしい。
古代ローマ遺跡と中世の街並みが融和しており、世界遺産にも登録されているとかで、街は観光客でいっぱい。
少し前まではヨーロッパはどこも似たようなものだとタカをくくっていたが、先日のアムステルダムといいヴェローナといい、最近は欧州の国ごとの違いが逆に鮮明にわかるようになってきた。
イタリアは、なんといっても、食事がうまい(笑)
この街は「ロミオとジュリエット」の舞台としてもおなじみで、アレーナから5分くらいの場所にジュリエットの家がある。
世...
Weisser Spargel
ご覧ください!この大きさ!!
ドイツはホワイトアスパラがまさに旬を迎えています。
4月上旬くらいからスーパーに並ぶようになり、当時はチリ産の小さなホワイトアスパラ。
下旬にはドイツ産のホワイトアスパラが出回るようになったのですが、ここにきて最旬期を迎えたようで、その大きさはなんととうもろこしを上回り、ipod nanoの2倍以上(しかも美味)!!
いやはや、さすがはド...
Amsterdam
かつて海上帝国として黄金時代を築いたオランダの首都にふさわしく、アムステルダムは水の都である。
街は無数の運河が網目状に走り、人々は水上ボートに乗って食事や酒を楽しむ。
その風景はヴェネツィアを彷彿とさせ、やはりというべきか、「北のヴェネツィア」などという通称もあるそうだ。
まずはアムステルダム国立美術館に足を運ぶ。
レンブラントやフェルメールの絵画はもちろんすばらしいが(特に僕はフェルメールが大好きだ)、ここでも目を引くのは、海軍黄金時代を描いた作品や展示品が圧倒的に多いこと。
デュッセルドルフからたった2時間の距離だが、ここは異国であり、違う歴史の流れを感じる。
しかし、アムステルダムの雰囲気作りに最も貢献していて、この街を異国であると僕に知らしめたのは、こうした海上帝国の名残ではない。
街中に点在する無数の中華料理店、西欧では珍しく多彩な色の看板が乱立した街並、ここは中国、いや中国以上だと感じるほどの自転車の交通量(いやほんと)、...
Tense
Rheinpark - Dusseldorf
「現在形と過去形、そして完了形。とにかくこの3つを、間違えずに、正しく使いこなしてほしい。それさえマスターすれば、あなたの英語はどこでも通じるわ」
とは、こっちで通っているBerlitzの先生の弁。
それさえマスターすればOKとは到底思えないが、とはいえ時制が大事なのは事実で、そしてそれをいまいち理解できていなかったのも事実(受験生時代は、なんとなく型にはめて覚えてたので、テストで間違えることはなかったけど)。
それが、このたびついに、過去形と現在完了形(と現在形)の違いが腹に落ちて理解できた(しかもたったの1ルール!)
いまさらこんなことを書くのも大変恥ずかしいのだが、せっかく習ったので備忘録として。
もしくは理解が間違っていた場合、誰かに訂正してもらうため。
<strong>①現在形や過去形は、時間の「一点」を語るのに対し、完了形は時間の「流れ」を語る</strong>
"I...
2 days in Tokyo
一風堂のラーメン、世界最高峰の鮨、さぬきうどん、コンビニの高級おにぎり・・・どれも絶品でした。
たった2日間ですが、まさに満喫した、という感じです。
成田から都内に向かう電車から外を眺めながら、ふと思ったのが、日本の田園風景というか、緑のある風景は、すごく落ち着くなぁ、ということ。
人の生活空間と、(ほぼ)ありのまま残された自然が、見事に調和していて、そこに生活空間があることも、そこに自然があることも、その両者が共存していることも、全く違和感がない。
「自然との共生」とはこういう世界観のことを言うんだろうし、それが日本流の自然との距離感なのだと感じました。
なぜこんなことを思ったかというと、ヨーロッパ流の自然との距離感は、日本と全く違うから。
ヨーロッパでは、自然は「共存するもの」ではなく、「征服するもの」だという考え方が根底にあり、街づくりをとっても、管理された自然が生活空間に取り込まれている印象です。
公園は巨大だし緑は多いしで、一見...