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glee!!


毎晩のように楽しんでいたglee。
オハイオにあるマッキンリー高校のグリークラブ(合唱部)を舞台にしたミュージカル仕立てのドラマで、圧倒的な歌唱力が魅力。
一方で、いじめや人種差別、同性愛、宗教など、アメリカが抱える社会問題をちらほらと垣間見せる社会派な一面もあり、ストーリーも奥深い。
シーズン1、シーズン2と一気に観ました。

最近は通勤中の音楽ももっぱらgleeのサントラ。ということで、シーズン1、2の中での個人的トップ10を選んでみました。
最初はトップ5くらいにしようと思ったけど、絞りきれなかった。。それくらい名曲ぞろいです。

10. I Want to Hold Your Hand
シーズン2第3話。
カートの父親が倒れ、メンバーが心配しながら神に祈るなか、無神教のカートが父への想いをのせた曲。
オリジナルはビートルズ。カートの声が切ない。ちょっと泣きそうになった。

9. True Colors
シーズン1第11話。
シンディ・ローパーの名曲をティナがリードボーカルで歌い上げる。
3位に挙げたJust the Way You Areもそうだけど、gleeは「あなたはあなたのままでいい」というメッセージの曲がけっこうある気がする。

8. Lean on Me
シーズン1第10話。
ニューディレクションズがフィンとクインのために歌った優しさにあふれた曲。
アーティの声がいい。

7. Defying Gravity
シーズン1第9話。
レイチェル×カート。高音対決での曲。
この2人のコラボは聴かせる!

6. Loser Like Me
シーズン2第16話。
ニューディレクションズの州大会オリジナル曲。
ニューディレクションズのメンバーが持つ劣等感を力強く跳ね返す歌。ここまでの話を見てきたぶん、胸をうつものがある。

5. Total Eclipse of the Heart
シーズン1第17話。
レイチェル、ジェシー、フィン、パックの豪華コラボ。
いい曲だなぁと素直に。

4. Beth
シーズン1第20話。
子どもの名前をつけるかつけないかをめぐってクインとパックが喧嘩をした後、パックがクインにむけて歌った曲。
オリジナルはKISSだそうだ。正直パックのほうがいい。
仕事や友だちと家庭のはざまでの男の葛藤。わかるなぁ。

3. Just the Way You Are
シーズン2第8話。
カートの父親とフィンの母親の結婚式で、ニューディレクションズが熱唱。
フィンのカートに対するやさしい気持ちが染み入る。このエピソードはMarry You含めBruno Marsの曲がとてもよかった。

2. Raise Your Glass
シーズン2第16話。
シーズン2から登場の男子校ウォブラーズが州大会で披露。
ウォブラーズといえばTeenage Dreamが大評判だけど、こっちもノリがいい。YouTubeにアップされている、この曲の振り付けを真似る子どももかわいい。

1. Bohemian Rhapsody
シーズン1第22話。
ニューディレクションズのライバルチーム、ジェシー率いるボーカルアドレナリンが州大会で歌ったQUEENの名曲。
ジェシーの歌唱力、ボーカルアドレナリンのダンスが魅力十分なのに加え、クインの出産シーンと同期した場面展開が見事!


シーズン3が楽しみです。
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The Innovator's DNA III

引き続きテレビ番組。最近イノベーションが頭にひっかかってて、何見ても同じこと考えてしまうんですが。。
ノンフィクションWでニコラ・フォルミケッティの特集を見る。こちらは料理ではなくファッション。
レディー・ガガのファッションディレクターとして知られるニコラ・フォルミケッティ、34歳。
イタリア人の父と日本人の母の間に生まれた彼は、現在NY、ロンドン、パリ、東京を股に掛けて活躍し、老舗ブランドから「ユニクロ」まで、幅広く手がけるファッションディレクターだ。
先鋭的なガガの衣装、誰もが着たいと思うユニクロの服、雑誌の表紙を飾るハイファッション…。
そのボーダレスな創作活動の源にあるのは、ファッションを専門的に学んだ経歴がなく、自己流の現場主義ですべてをつくり上げてきたこと。そして、12歳まで日本で育った彼ならではの「イーストミーツウェスト」のセンスだ。
“時代の寵児”と言われる彼の活動を通して、“ボーダレスであること”の意味を探る。
(以上番組紹介より)

レディー・ガガ、ユニクロ、フランスの老舗ブランド「ミュグレー」の再生、ヴォーグオムジャパンのビジュアルディレクター、そして生誕地である沼津での婚礼レストランまで、複数の案件を同時進行で抱えるニコラ。
頭の切替が大変そうに思ってしまうものだが、逆に全く毛色の違うテーマに取り組むことでクリエイティブなアイディアが浮かぶそうだ。
今抱えている仕事や気になっているトレンドなんかの写真を壁一面にグループごとに貼って、それを眺めながら異なるテーマ同士の組み合わせからアイディアを発想するやりかたはおもしろいなと思った。
やっぱり視覚的にとらえていくのは大事だなと。
もう1つ。ヴォーグオムジャパンの編集シーンでの一コマ。
「ニコラは、『雑誌を作っている』という感覚じゃないんだと思うんです。常に雑誌を通してファッションの未来を考えているというか。彼からのインプットは、視座が一段も二段も違う」
目の前のイシューに埋没せずに、どうやって未来志向であり続けるか。常に先を読む力を無意識のレベルまで昇華するには何が必要なのか。
それにしても、彼は小学校までは日本(沼津)、中学でロンドン、高校はローマだそうだ。
日本人であるというアイデンティティをしっかりと育くんだうえで、国際人への階段を用意する。
子育てはまさに一大プロジェクトだなぁ。
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The Innovator's DNA II


立て続けに料理人の話。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、ミシュラン3つ星の日本料理店「龍吟」の山本征治氏の特集を見る。
日本料理の名店「青柳」で修行し、現在は「龍吟」で革新的な日本料理に挑戦し続けている山本氏。
彼が「一流の日本料理シェフ」でなく、「革新的な一流の日本料理シェフ」を目指すに至るまでの経緯がすごい。

彼は、初めて招待され参加したスペインでの一流シェフのコンペティションで、彼のオリジナルではないが、日本料理ならではのアイディアを紹介した。
すると、オーディエンスからは次のような反応が返ってきたという。

「これはあなたのオリジナルではないのか。では、あなたではなくてもよかった」

一方で、他のシェフの発表を見ると、全く独創的で、これまでに見たことのないような調理法の提案が次々と出されている。
その経験を契機に、以降、彼は「伝統」の偉大さを認めつつも、それに並ぶものを革新することに熱意を注ぎ続け、ついにはミシュラン3つ星に輝くまでに至っている。
その道程は誰かが通った道でもなく、また決して平坦でもなかった。
その苦悩とそこから考えぬいた過程、それを乗り越えてきた誇りが、彼の言葉の1つ1つに宿っていて、発せられる言葉の1つ1つが本質的で、言葉に力があり、ものすごく含蓄がある。

「王道の創り方って、廃れることなく今に至ってもなお王道っていうことは、やっぱりそれだけでものすごいことなんですよ。その後のいくつもの試行錯誤を経てもやっぱりこれがベストだって認められているわけですから。でも僕は、このオリジナルを作った人が、今の世にいたら同じことをするだろうか、と問いたい」


「料理っていうのは精神なんです。例えば、ここにきゅうりがあって、これを半分に折って、そのまま出したとします。これは既に料理です。もちろん、何も考えずに半分に折っただけではだめですよ。ただ、『きゅうりというのは、何も手を加えずに、半分に折ってそのまま食べるのが一番美味しい』という思いがあって、それを伝えたくてお客さんにそうやって出したとしたら、これはもう料理です。この2つの違いは何か。それは精神だと思うんです。」

そのプロフェッショナリズムに感嘆。この回は保存版にしました。
ぜひ食べに行ってみたいと思います。高そうだけどね。
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The innovator's DNA


テレビ東京「ソロモン流」でパティシエ辻口博啓氏の特集を見た。
史上最年少(23歳)で「全国洋菓子技術コンクール」に優勝するなど、数々のコンクールでの受賞歴をひっさげて、1998年に独立。自由が丘のモンサンクレールを筆頭に、feve、Le Chocolat de Hなど、複数のブランドを展開、名実ともに日本を代表するパティシエである辻口氏。
ショートケーキ、超うまそう。飴細工もおしゃれ。

感銘を受けたのは以下の会話。
(自らの看板商品のレシピを本にしたり、スクールで教えたりして公開していることについて)
ナレーター:「看板商品のレシピは企業秘密として秘蔵にしておく、というのが一般的のような気がしますが、辻口さんはなぜ公開しようと思ったのですか」
辻口氏:「う〜ん、やっぱりレシピってのはどんどん公開していかないと新しいレシピも生まれてこないしね」

進化し続けるしくみってそういうことなのか、と納得。
過去や現在を守ろうとすればするほど、未来へのイノベーションは難しくなる、ということ。
現在が成功していれば成功しているほど、「成功の復讐」もまた大きくなる。
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Just enjoy the show


出張でバーゼルにいます。
歴史的な寒波が襲っている欧州。バーゼル到着時の気温はマイナス14度。
防寒着が足りません。

行きの機内で映画「マネーボール」を観ました。
既成概念と特殊性で変化が難しい業界で、常識を打ち破る理論で弱小チームを優勝争いできるチームに変えていく。ほとんどマンガのようなストーリーの実話。
相変わらずブラピは何を観てもはずさないし、とにかくかっこいい。

しかし、これが実話ってすごい。
どの組織も変化を嫌うし、新しい概念はその宿命として荒唐無稽、机上の空論と謗られるところから始め、とにかく少しずつでも結果を出して、まわりを説得しなければならない。
僕は、その孤独に耐えながら信念を貫くことの難しさを痛感し、イノベーションはオーナー企業か破綻寸前の企業でないとおこせないんじゃないかとまで感じている僕にとっては、勇気の出る映画だったし、自らの力不足を再認識させられる映画でもありました。
だいたい僕は人を説得するのを面倒がりすぎ。

なので、映画のストーリー自体も非常に刺激になったのですが、この映画で一番胸に響いたのは、孤独と戦うビリー・ビーンと、その娘のやりとりです。
自分を見失いそうになりながらも目標にむかって必死に戦う父に対し、娘は一曲の歌をプレゼント。
心に染みいるような歌詞と、子どもらしい愛らしい歌声。
僕自身に子どもができたことが大きく影響しているんでしょうが、わが子にこんな歌を歌われるとたまらんでしょうね。。
いまの自分の境遇というか性格というか、いろいろ思うところもあって、何度も同じシーンを繰り返し観てました。

iTunesでサントラ買お。


I am just a little bit caught in the middle
Life is a maze, Love is a riddle
I don’t know where to go
Can’t do it alone
I’ve tried, and I don’t know why


I’m just a little girl lost in the moment
I’m so scared, but I don’t show it
I can’t figure it out, Its bringing me down I know
I’ve got to let it go, and just enjoy the show


Slow it down, Make it stop
Or else my heart is going to pop
Cause it’s too much, ya it’s alot
To be something I’m not
I’m a fool, out of love
cause i just can’t get enough


I am just a little bit caught in the middle
Life is a maze, Love is a riddle
I don’t know where to go
Can’t do it alone
I’ve tried, and I don’t know why


I’m just a little girl lost in the moment
I’m so scared, but I don’t show it
I can’t figure it out, Its bringing me down I know
I’ve got to let it go, and just enjoy the show
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子供が生まれました


10月27日、第一子となる男の子が生まれました。
この期に及んで、父親になったという実感も責任もほとんどないわけで、正直親としてどうなのかと自分を疑いたくなります。
それでも、彼が妻と一緒に家に帰ってきて、毎日一緒に過ごすようになってから、すごく素直にその状態を受け入れらるし、親としてできる限りのことはしたいな、と静かに思ったりしています。

自分の子をどう育てるかなど、ちゃんと考えたこともないし、育てながら自分も学ぶというのが実際なのだと思います。
昔、仕事でチームを率いるようになった頃から、当然といえば当然ですが、どうやって部下を成長させるか、言葉を変えれば、リーダーとしてどうあるべきかを悩みました。
いろいろな本を読みましたし、研修にも参加しましたし、それこそいろいろな考え方があると思いますが、僕は福島正伸先生の講演で聴いた話が一番しっくりときたので、今でもそれを座右としています。
文章は正確ではないし、福島先生に語ってもらうと圧倒的に名言なのですが、以下にそれを記しておきます。


"ある日、僕はとある小学校に講演に呼ばれて、『将来の夢』について話をしました。
どんな夢を持っているかを聞いたところ、「駅前でティッシュ配りがしたい」とか、「スーパーでレジをうちたい」とか、「猫になりたい」とかという答えが帰ってきました。
僕は、すごく驚いたと同時に、こういう夢しか持てなくなっている現代の小学生を残念に感じました。
僕がその思いを担任の先生に話すと、先生からは次のような言葉が帰ってきました。
「先生、彼ら彼女らがそういう夢を持っているのは、決して未来を悲観してるからではありません。満面の笑顔でティッシュを配る人、元気いっぱいに『ありがとうございました』というレジのお姉さん、幸せそうな顔で寝ている猫を見て、自分も笑顔で仕事をしたい、という思いからそう言っているのだと思います」
僕は頭をがつーんとやられた思いがしました。
ティッシュ配りやレジ打ちを夢にできないのは子どもたちではなく、自分自身だと痛感したからです。
全ての仕事は夢の仕事にできるのに、自分がそのことを忘れてしまっていたからです。


子どもというのは、大人をすごいと思っています。
そんな大人が感動したり、心から楽しそうにしている姿は、子どもの究極の目標、夢になり、子どもはどんな苦しみでも受け入れられるようになります。
プロ野球選手やサッカー選手が子どもの夢の上位にくるのは、大人が本気で感動して抱き合っている姿を見ているからなんです。


だから、リーダーとして、部下を教育しようとか、成長のために課題を与えようとか、そんなことは思わないでください。
そんなことより、あなたが全力で課題に取り組んで、困難を乗り越え、仕事を楽しんでいる姿を見せてあげてください。
そういう上司を見ると、部下は必ず自分もそうなりたいと思います。自分で困難を乗り越えようとがんばります。
土日が待ち遠しいリーダーからは、土日が待ち遠しいと思う部下しか生まれません。
あなたが楽しく働いている姿が、部下を成長させる一番のエネルギーになります"

僕は、人生が始まったばかりの彼に、世界の楽しさを精一杯伝えたい。
そして、そのためにも、これまで以上に、あらゆることに挑戦し、自分の人生を精一杯楽しみたいと思っています。

"Have the courage to follow your heart and intuition" - Steve Jobs
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MR PORTER


イギリスに拠点をおくメンズファッションのオンラインショップ、MR PORTERで、DUVETICAのダウンジャケットを買いました。
Dionisio Padded Full Zip Jacket

このショップ、初めて買ったのですが、届いてみてそのサービスの質の高さに驚きました。
久しぶりに気分がよかったので、ここに書き留めておきます。

まずは注文してから届くまでの速さ。
注文した翌日に"Your order dispatched"(出荷しました)のメール、それから2日後にはマンションに不在票が投函されていて、今日再配達してもらいました。注文してから届くまでわずか4日。イギリスから発送しているのに、下手な国内サイトより速いです。

次に、信じられないほど丁寧な梱包。
ダウンジャケットを、MR PORTERオリジナルのガーメントに包み、それを包装紙でくるみ、さらにオリジナルのGift Box(写真奥)に梱包し、それが段ボールに入れられて送られてきました。こんな時代になんという過剰包装!

次に、国際配送へのきっちりした対応。
段ボールの中には納品書などいくつかのペーパーが入っていましたが、そのうちの1枚に関税と消費税に関するお知らせがあって、「商品の送料には関税と消費税が含まれているので、お客様はどのような税金請求にも応じる必要はありません。もし支払いの請求をされた場合はxxxまで連絡ください」とのこと。税処理をしっかりやってくれるのは、日本ではそこまでではないでしょうけど、国によってはすごくありがたいでしょうね。

最後に、不具合時の返品対応。
オンラインショップだからこそなのかもしれませんが、返品の場合の手続の方法と郵送時の必要書類、返送先が書かれたDHLの送り状まで、すべてセットで梱包されていました。
海外からの個人輸入は返品が面倒だったり、もはや不可能なくらいわかりにくかったりということがありますが、逆にここまで丁寧に用意してくれていたのは初めてです。

そんなこんなで、久しぶりに海外のショップにホスピタリティで驚かされました。
イギリスは、昔出張した時もホテルなんかで非常に気持ちいいサービスを受けた思い出があり、この国の英国紳士ぶりにはかなり好感を持ってます。

このダウンジャケット、抜群にかっこいいです。サイズもばっちり。
加えて、DUVETICAは、日本のセレクトショップで買うと6万円前後しますし、今回買ったモデルは日本未発売なんですが、輸入代行サイトなんかでは同じように6万円程度で売ってました。
でも、自分でサイトから購入すると3万円ちょっとで、これだけ丁寧にデリバリーしてくれるのですから、大満足。

いい買い物ができました。
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Ninpu Talk with LiLy


今日は一風変わった本ですが…妻からの課題図書を読みました。

Ninpu Talk with LiLyNinpu Talk with LiLy
LiLy

講談社 2011-07-01
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妻の出産予定日まであと10日程度にせまってますが、実のところ、僕は今になってもほとんど実感がないのです。
もちろん、妻のお腹を触れば胎動は感じるし、家は徐々に赤ちゃんグッズが増えるしで、以前よりは実感が増してはいるのですが、なんとなく遠い未来の話をしているようで。。
そんな様子を見てるせいか、妻からは「この本を読め」と。
普段僕もあれ読めこれ読めと本を薦めてるので、まあたまには薦められた本もね、ということで、TSUTAYAでコーヒー片手に読んでみました。

妊娠発覚から出産まで、章を追いながら時系列で描かれていて、前半はまあ淡々と。
で、最後の2章が、2人の女性がそれぞれ出産する場面なんですが、文章力のある作家さんが書いてるからなのか、情景が本当にリアルで、しかもかなり壮絶で、TSUTAYAで涙が出そうになり。。。これには僕自身驚きました。

妻が妊娠してなかったら間違いなく涙は出ないでしょうね。
自分で思ってる以上に、身近なこととして捉えてるんだな、と感じて、変な話ですが、少し自分に安心しました。
おかげで出産のイメージも少し具体的になりましたし、それは決して楽しいだけじゃなくかなり大変だってことに真剣に気づいたわけですが、妻が怖いと言ってる気持ちも少しわかるようになり、読んでよかったと思います。

まあ、これを読む限り、僕は当日何の役にも立たないでしょうけどね。。
何の役にも立たないけど、せめて怒られないようにはがんばるので、どうかよろしくね。

なんだかんだと言っても、やっぱり僕は楽しみでしょうがないです。
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Cup Noodle


楽天オープン期間中に、ナダルがカップヌードル(主にシーフード)を30個食べたという噂を聞き、宣伝効果そのままにカップヌードルが食べたくなり、夕飯に2つも食べてしまいました。。

"ナダルは今大会、試合前や試合後にカップ麺を食べる姿が目撃されているが、「カップ麺ばかり食べているわけではない」とコメント。「鉄板焼きを食べたし、魚市場にも行った。世界中のどこの国でも、日本食を食べるようにしている」と述べた(2011/10/09 ロイター)"

うまかったです。
が、これでまたしばらくはおあずけにします。
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Rakuten Japan Open Tennis Championships Final


楽天オープン決勝戦。自宅で観戦しました。

なぜ準決勝は現地に観戦しにいって、決勝は自宅にしたのかと言うと、以前ローランギャロスに全仏の女子シングルス決勝(サフィナvs.クズネツォワ)を観に行った時に、けっこう一方的な展開で、1時間強でセットカウント2-0で終わってしまい、すごくあっけなかった記憶があったんです。
で、それなら準決勝のほうが2試合観られるし、準決勝まで来ればかなりの好試合になるのは間違いないし、ということで、今回は準決勝を現地観戦、決勝は自宅観戦にしました。

しかし、今日の決勝は「現地で観たかった!」と思わずにはいられない熱戦。
ナダルの出来は昨日とは明らかに違うし、そのナダルを1セットダウンから逆転で下したマレーは覚醒したかのように強かった。
惜しいことをしましたが、2人とも来年も来たいと言っているので、来年は決勝を観に行きたいです。

マレーはダブルスも優勝して大会2冠。おめでとう!
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Rakuten Japan Open Tennis Championships


今日は有明テニスの森で開催中の楽天オープンのシングルス準決勝2試合、ダブルス準決勝2試合の計4試合を観戦に行きました。

第一試合はナダルvs.フィッシュ。
ナダルは決して本調子じゃないように見えましたが、第一セットを取った後の第二セットは徐々にノッてきたようで、ナダルらしいショットがいくつかありました。

それよりおもしろかったのは第二試合のマレーvs.フェレール。
ストローカー同士の激しい打ち合い、マレーの200km/hを超すサーブ、非常に見応えがありました。
激しい打ち合いでしたが、少しずつマレーのほうが上回っていて、終わってみればマレーの圧勝でした。
個人的に2008年に初めてプレーを観て以来、マレーを応援し続けているんですが、今日は生でそのすごさを感じることができてよかったです。

その後のダブルスでもマレーがお兄さんとともに登場。
こちらもフルセットの末勝ち上がって、マレーは明日シングルスとダブルスの二冠を狙っての戦いになります。
がんばってほしいなぁ。特にシングルス。

楽しい一日でした。
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鹿児島


写真は全く関係ないですが、日曜から火曜まで鹿児島に出張しました。
鹿児島を訪れたのは小学生の頃の家族旅行以来でしょうから、20年ぶりくらいでしょうか。
九州新幹線が全線開通したからか、鹿児島中央駅は新しい駅ビルが建っていて、思った以上に都会的でした。

鹿児島といえば、僕のお気に入り番組であるBSジャパンの「写真家たちの日本紀行」で、師岡清高さんが撮影していて、その回は僕の今年一番のお気に入りでした。
彼のような写真が撮れるようになりたいと思ってたこともあり、今回せっかく鹿児島を訪れるので、写真を撮ろうと思っていたのですが、残念ながら仕事におわれて全く撮れませんでした。
次回の出張に期待です。妻の出産が遅れるとかぶりそうなので、どきどきしてますが。。
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ご無沙汰しております


久しぶりに書こうと思うのですが。。何から書いたものかわからないですね。

今日のランチは広尾の「太桜」という中華料理を食べました。
かつてこのあたりに住んでいた、妻のお父さんに連れて行ってもらったのがきっかけのこの店。
古くからあるんだろうなーという店構えで、味もよく、広尾では考えられないお手頃な価格ということもあって、それ以降も妻と足を運んだり、一人で食べに行ったりしてます。
毎回餃子タダ券くれるんですよね。もう最初から餃子セットなんじゃないかって気がしてきますが、タダ券あると行っちゃいますよね。
同じように考える人が多いのか、店は食事時はもちろん、今日は夕方4時くらいに行ったのに全てのテーブルが埋まってました。
4人組の学生さんがいて、彼らは餃子チケット持ってない様子。

「担々麺に餃子をつけたら1050円かぁ。。うーん。。」

次回からは餃子のこと気にせず注文できるよ。これで君も常連だ!
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ブラックスワン


ブラック・スワン (ナタリー・ポートマン 主演) [DVD]ブラック・スワン (ナタリー・ポートマン 主演) [DVD]
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「1番になれる人」と「1番になれそうで2番に終わる人」の違いを2時間かけて教えてくれる映画。
ほんのわずかに見えるその差は、決して、「運」などではない。

ナタリー・ポートマン演じる主人公のニナは、純粋で繊細な白鳥を踊らせれば誰よりも素晴らしいが、官能的な黒鳥をうまく演じることができない。
この時点の彼女は、「1番になれそうな人」。
そして、1番になるための最後の難題は、彼女の生い立ちや育った環境に深く起因する弱点を克服すること。
それもそのはず、「1番になれそうな人」まで登ってきている時点で、人一倍の努力はしているし、できることは大概やっている。
自分が生涯つきあっていく弱点とどう戦い、乗り越えるか。「1番」はその先にあるようだ。

努力、苦悩、失敗、そして周囲のサポートを受けて、彼女は最後の壁を乗り越える。
狂気をまとってブラックスワンを演じるシーンは本当に圧巻。
まばたきすらできなかった。
人はそれを「狂気」と呼ぶが、本人からすればそれは狂気でもなんでもなく、弱点を克服した結果身につけた演技力でしかないのかもしれないと思う。

自分に足りないものがよくわかる、身のつまされる映画。
今年の上半期に観た映画の中で最高傑作。おすすめです。

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Those precious motives, those strong knots of love

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3月のことなので、もうだいぶ前の話になりますが、妻の妊娠が発覚しました。
その後今日に至るまで、母子ともに順調に成長し、いま妊娠5ヶ月の半ばです。
予定日は10月下旬。

僕の体には何の変化もないので、正直まだ実感もほとんどないです。
目に見えてわかるのは、妻の身体の変化と、やたら財布から出ていく検診費用くらい。
ただ、生まれてくる彼または彼女が、これから自分がどんな人生を歩んでいくかを考えていくうえで、切っても切り離せない存在になる、ということはなんとなく実感としてあります。

同じような感覚は結婚した時にも感じました。
何もかも自分の好き勝手に生きてきたけど、これからは彼女の人生も考えながら生きていかなければならない。
転職するにしても、住む場所を変えるにしても、もう一人で決めるわけではないのだ、という感覚。

僕はこの感覚をとても気に入ってます。
実際、この感覚は、独身の頃に思っていたような「自由を失う」という感覚ではなく、「人生をともに歩いてくれる人がいる」という感覚に近くて、大げさですが僕が生きている意味の1つになっているように思います。

I am pleased to welcome you to our family and looking forward to seeing you soon!!

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梅の公園

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青梅市にある梅の公園に行ってきました。

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31

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衝撃的なガンジー事件にまさかの先を越されてしまいましたが、2月15日は31歳の誕生日でした。

もともとは海外出張の予定だったのですが、出張が4月に延期になったので、妻が当日お祝いをしてくれました。
平日の夜待ち合わせをして、イタリアンで食事をして、家に帰って手づくりのケーキを頂いて…前職の頃は考えられないような時間の使い方です。
イタリアンは絶品でした。特にトリュフのグラタン。

写真は誕生日プレゼントにもらった靴とベルトです。
自分ではまず選ばないであろう上品でありながら可愛げのあるライトグレーのドット柄デザイン。
実はこの靴とベルトは全く別のブランドのもので、同じデザインのものを探してコーディネートしてくれたのです。
ありがとうね。大事に使わせてもらいます。

誕生日はたくさんの人にメールを頂きました。ありがとうございました。
人生中盤戦の30代2年目です。少しずつ自分の人生像を形にしていきたいと思います。
あとは、体を引き締めないとね。

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ガンジー

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今日、仕事から帰ってきた時の話です。

もともとは千葉でアポイントがあり、帰りは遅くなるはずだったのですが、急遽予定が変更になり、思いがけず家に帰り着きました。
妻はまだ仕事から帰ってきてませんでした。

我が家は、家に早く帰ってきたほうが、郵便ポストを確認します。今日は僕でした。
ポストの中には、「大富豪がこのあたりのマンションを欲しがってます。マンションを売ってください」みたいな胡散臭いチラシ、ピザのデリバリーのチラシ、整体やりますというチラシなどがありました。
ここまではいつも通りです。

チラシ類をゴミ箱に捨て、ポストを確認すると、1通の封筒がありました。
宛先は僕、発送元はHMVです。
HMVで物を買った覚えは全くありません。
妻が買ったのかな。。と思ったりもしましたが、宛先は僕なので、思い切って封を開けてみました。
すると、中には、、

ガンジーです。

ガンジーのDVDが1枚と、納品書です。

僕は、一瞬何が起きてるのかよくわからなくなりました。
だってガンジーですよ。

妻はガンジーを観たかったのでしょうか。
彼女と知り合って5年、結婚してもうすぐ丸3年になりますが、そんなことは一度も言ってませんでした。
何か思いつめてるのでしょうか。

いや、そもそもこれは本当に妻が買ったのか。
僕は納品書を隅から隅まで読みました。
そこには、次のような記載がありました。

「ご注文番号」2015xxxx
「ご注文日」2011/02/14
「ご注文数」1
「配送枚数」1
「出荷日」 2011/02/15
「お支払い方法」 RAKUTEN POINT
「配送会社」佐川急便
「商品名」 Movie ガンジー コレクターズエディション

びっくりしました。
そこには、宛先もなければ、送った人の名前も記載されてないのです。
誰が誰に送ったものなのか、全くわからないものなのです。
シュレッダーにかけずにこのまま納品書を捨てても、個人情報は全くわからないものなのです。

僕は考えました。
もしかして妻じゃないのかもしれない。。
何を隠そう、昨日は僕の誕生日だったのです。誰かからのプレゼントなのでしょうか。
だとしたら、、誰なのでしょう。

いや、「誰か」も大事ですが、もっと大事な問題は「なぜガンジーか」でしょう。
だって、「ガンジー」ですよ。
HMVには280万タイトルの取り扱いがあるそうです。
この280万分の1で「ガンジー」が選ばれたのです。

「モハンダス・カラムチャンド・ガンディー(Mohandas Karamchand Gandhi 1869年10月2日 - 1948年1月30日)は、インドのグジャラート出身、マハトマ・ガンディー(Mahatma Gandhi)として知られるインド独立の父、弁護士、宗教家、政治指導者。「マハートマー(Mahatma)」とは「偉大なる魂」という意味で、インドの詩聖タゴールから贈られたとされているガンディーの尊称である。
南アフリカで弁護士をする傍らで公民権運動に参加し、帰国後はインドのイギリスからの独立運動を指揮した。その形は民衆暴動の形をとるものではなく、「非暴力、不服従」(よく誤解されているが「無抵抗主義」ではない)を提唱した。この思想はインドを独立させ、イギリス帝国をイギリス連邦へと転換させただけでなく、政治思想として植民地解放運動や人権運動の領域において平和主義的手法として世界中に大きな影響を与えた。特にガンディーに倣ったと表明している指導者にマーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ダライ・ラマ14世等がいる。
��以上Wikipediaより抜粋)


これがガンジーです。
この歴史に名を残す崇高な男がガンジーなのです。

これは、誰かが僕にメッセージを送ろうとしてるのかもしれない。
俗に溺れ、物欲にまみれ、中性脂肪も増え続けている僕に、もっと崇高な生き方をせよというメッセージなのかもしれない。
毎日僕の怠惰ぶりを見てる、妻からのプレッシャーなのでしょうか。

それとも、昨日「何か欲しい物はある?」とメールしてきた実家の母がこっそり送ってくれたのでしょうか。
そう思えば実家の母は楽天をよく使っているので、DVDが買えるほどポイントが溜まっているのもうなずけます。
しかし。。楽観的で人生エンジョイがモットーのようなうちの母が「ガンジー」贈りますかね?

じゃあ父親?
いや、彼はガンジーを送ってきそうではありますが、そもそも楽天というものを知らない可能性があります。
僕は父親がパソコンで「Yahoo!占い」以外のページを開いているのを見たことがありません。

そのとき、ふと別の考えが頭をよぎりました。
もしかすると、誰かが僕の楽天IDを盗みだして、勝手にショッピングをしたのかもしれません。
だとしたらこれは一大事です。
僕は慌ててパソコンを立ち上げ、ウェブブラウザを立ち上げ、楽天のアドレスを打ち込みました。
こんなときに限ってパソコンはなかなか動きません。我が家のMacBookAir、もはや寿命なのでしょうか。

ようやく楽天のサイトが開き、僕は自身のIDとパスワードを入れて、脇目もふらず購入履歴を確認しました。
購入履歴の一番上(一番最新のもの)には、「2011年1月30日 松阪牛大トロフレーク」とありました。
どうやら僕のIDで買ったものではないようです。
そもそも僕は楽天ポイントが138ポイントしかありませんでした。DVD買えません。

そうなると、次に考えつくのは、誰かがいきなり商品を送りつけて、あとから代金を請求してくる「受け取ったでしょ詐欺」です。
そんな詐欺があるかどうか知りませんが、そんな詐欺はありそうです。
買ったおぼえのない商品をなんとなしに受け取るのは、とんでもない世界に足を踏み入れているのかも知れないのです。
はたしてガンジーは、悪魔の使いかもしれません。

僕は空恐ろしくなりました。
僕はもう一度納品書にすがりました。もしかしたら裏面があるのかもと思いましたが、裏面は白紙でした。
しかし、表に戻ると、そこには次のような文章がありました。

「お問い合わせ:このご注文に関するお問い合わせは右記でお願いします。」

すぐに、これだ!と思いました。HMVに確認すればいいんですよね。
そりゃそうですよ。慌てる必要ないんです。
早速書かれていたHMVのウェブサイトにアクセス。そこでお問い合わせ電話番号を見つけました。
すぐに電話してみます。

「こちらは、HMVカスタマーセンターです。只今電話が大変混み合っております。ご用の方は、メールでお問い合わせ頂くか、もうしばらくたってからおかけ直しください。」

のメッセージの後、一方的に電話が切られます。
メールで問い合せて返事を待つような、そんな時間をかける心の余裕はもはやありません。
がむしゃらにかけ続けることにします。

1分後、あっさりと電話は繋がりました。
オペレーターに身に覚えのない商品が届いたので、確認してほしいと伝えると、注文番号をお知らせくださいとのこと。
納品書の数少ない情報の1つである注文番号を伝えました。
その時、オペレーターの女性から告げられた言葉を、僕は忘れることができません。

「こちらは、千葉県◯◯市の△△様からの注文ですが、ご存知の方ではないですか?」

それは、妻の両親でした。
妻の両親からの誕生日プレゼントだったのでした。
妻の両親が僕に「ガンジー」を送ってくれたのでした。

ありがとうございます、安心しました、とオペレーターに告げ、電話を切った僕。
とりあえず何かの事件に巻き込まれたのではないことにほっとし、そしてこの体験を記録せねばと思い、楽天やらHMVやらにアクセスするために既に立ち上がっていたパソコンから数ヶ月ぶりにこのブログを開き、ここに書き留めることにしました。

さてさて一件落着!と書いて、この長い長いエントリーを終わりにしたいところですが、事はまだ済んでいません。

そうです。僕はこれから妻の両親に電話をし、プレゼントの御礼を伝えるとともに、一番の関心事である「なぜガンジーを?」ということを手を汗まみれにしながら、声が震えないように注意しつつ聞かなければなりません。
こんなゾッとする話、1人では電話できないので、妻が帰ってきて、夕飯を食べて、ロールケーキとコーヒーを楽しんでからにしようと思います。

これを機にブログを本格再開。。。するかはわかりませんが、少なくともガンジー観たら何か書こうと思います。
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蒼井優

最近邦画をよく観るようになりました。

ひとむかしは、邦画を観る人というのはごく一部で、5年くらい前までは僕もほとんど観たことがなかったのですが、今では映画の興行収入ランキングでも邦画のほうが多くトップテンにランクインしていたりしますよね。
5年くらい前といえば、韓国映画がヒットしていた頃で、「韓国は自国の映画が人気なのに、日本はハリウッドが人気で、邦画はなにやってんだ」みたいな論調がメディアで喧伝されていたのを覚えてます。
その後の邦画の躍進は、同じ日本人として嬉しい限りです。

前置きが長くなりましたが、実は僕、「蒼井優」という才能にベタ惚れなのです。

はじめて観た彼女の映画は、フラガールでした。フラガール自体非常に評価された映画でしたが、これを観た当時の蒼井優の印象は、日本的な女性の美しさ、(悪い意味でなく)田舎の素朴さを持ち合わせている女優だな、というくらいでした。

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松雪泰子、豊川悦司 他

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次に観たのは「花とアリス」という作品。ドイツに住んでた頃に向こうで観ました。
この作品での蒼井優は、やはり自然体の演技が魅力で、オーディションか何かで踊っているシーンが映像として本当に美しくて、今でも目を瞑れば思い浮かぶくらいですが、全体としては「フラガール」と同じような印象でした。

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鈴木杏、蒼井優 他

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僕が蒼井優の女優としての力量に感動したのは、つい最近観た「変身」という映画。
原作は東野圭吾の小説ですが、映画としては正直ひどいデキだと思います。
が、そんなどうしようもない映画でも、蒼井優の演技だけは異次元。
結構つらい役なのですが、彼女の演技は圧倒的にリアリティがあって、そこだけ感情移入できる。
ストーリーがつまらなくても、個人の演技力だけで観客の感情に入り込んでいく、そんな芸当ができる俳優がいることに僕は驚き、そして感動しました。

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玉木宏、蒼井優 他

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そんな彼女の演技をもっと観てみたいと思って先週借りたのが「ハチミツとクローバー」。
僕は原作のコミックを読んだことがないので、コミックの人物を再現できているかはわかりませんが、原作を読んだことがある妻は「実際いたらこんな子だと思う」と言ってたので、原作の世界観を演じきってるのでしょう。
創作に入るときの顔つきや筆使い、全体で醸しだされる雰囲気は、天才芸術家という役割を見事に演じていたと思います。

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というわけで蒼井優という日本が誇るべき才能を応援してます。
最近やってた「雷桜」は映画館では見逃してしまいましたが、DVDになったらぜひ観たいと思います。

ちなみに、上の4作品を映画としておすすめするなら、「花とアリス」「フラガール」「ハチミツとクローバー」「変身」の順ですかね。。

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飛び続けることから始めよう

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昨日、日本航空の更正計画が東京地裁に認可されたとの発表がありました。

エアラインビジネスというのは、そもそも極めてボラティリティの高い、すなわち、安定的に利益を出すことが難しいビジネスです。
それは、テロや感染症、リーマンショックのような、一企業ではコントロールできない事件によって旅客数が減少し、売上が減ってしまうことも一因ですが、僕自身は、むしろ、エアラインビジネスというものが、そういったトップラインのリスクに対して柔軟に対応できるコスト構造を「極めて作りづらい」ビジネスモデルだからだと考えてます。
具体的には以下の3点です。

①稼働率ビジネス
まず、当たり前ですが、エアラインは、ホテルや鉄道などと同様、稼働率ビジネスです。
お客さんの増減に関わらず飛ばないといけないし、飛ぶとなれば機材費や燃料費、パイロットやCAの人件費など、ケータリングを除けばほとんどの費用が固定費で、客数に応じて減らすことができません。
固定費比率が高いので、当然ボラティリティは高くなります。

②コストの半分が燃油
エアラインの損益計算書を見ればわかるとおり、どのエアラインもコストのほぼ半分は燃油費です。
半分が燃油費であるということは、①で述べた固定費が大きいということだけではありません。
燃油は、商品相場の中でも(政治的要素を含め)極めて上下変動の大きい商品です。2002年頃は1バレル30米ドル程度のものが、2008年には200米ドルまで上昇し、金融危機後には1バレル40米ドル程度まで下がり、また上昇、というめまぐるしい動きをしています。
すなわち、コストの半分が、いきなり数倍に膨れ上がったりするリスクを抱えているということです。

また、①で述べたフライト連動の固定費の中でも、燃油はひときわ異なる性格を持っています。
それは、人や機材と違い、燃油は「距離」に連動するということです。
つまり、長距離を飛ばせば飛ばすほどリスクは高くなります。国際線、特に欧米向けの長距離国際線に路線をたくさん持つことは、それだけリスクが高いということです。

最新機材の導入や燃油価格のヘッジなど、燃油費に対する打ち手がないわけではないですが、上記のような性格から、そんな努力をも一気にふきとばすほどのリスクを同時に抱えているのです。

③インフラビジネス
上記①②に対して手を打てない最大の理由がこれ。
これはインフラ企業の宿命で、飛行機も、他の交通機関も、客が少ないから今回はやめます、というわけにはいかないということです。

以上のことから、僕は、エアラインというのは、ビジネスモデルの性格としてきわめて収益リスクが大きいビジネスだと思ってます。
当然ですが、上記の要素は決して日本航空に限った話ではなく、世界中でエアラインの経営危機はあまた起こっていて、アメリカではもはやビッグニュースにもならないような状況です。

僕は、今回の日本航空の再建は、親方日の丸体質、既得権益への甘え、高給と厚い福利厚生などといった、いわゆる経営体質の改善はもちろん必要だとは思いますが、そこだけにスポットライトをあててほしくない、それだけに終始してほしくないなと思ってます。
あたりまえの企業があたりまえにやっていることをやれるようにするのはもちろん大切ですが、僕は、日本航空は、それだけではなく、もっと崇高な使命のもとに集まる組織であってほしいと思ってます。

上述のとおり、エアラインというのは極めて舵取りが難しいビジネスです。
一方で、日本国内をつなぎ、日本と世界をつなぐインフラという、なくてはならないビジネスです。
ぜひ、「飛び続けること」を使命にしてもらいたい。
「飛び続ける」ためには、経営危機に陥ってはならないし、そのためには少しでもコストは下げないといけないし、もっと柔軟性のあるビジネスモデルを模索しないといけません。
日本航空が、人を減らす痛みを伴ってまで会社を変えようとしているのは、単に「利益を出す」ためではなく、「(利益を出すことで)飛び続ける」ため、日本と世界をつなぎつづけるためであり、そういう使命感を共有できる組織に生まれ変わることが、今回の再生の鍵なのだと思ってます。

言うまでもなく、それが日本航空の原点であり、アイデンティティでもあるからです。

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