The only way to do great work is to love what you do




昨年100回は聴いたであろう、Steve Jobsのスピーチ。
「綺麗な英語をマスターするため」というのが当初の目的だったが、今では僕のお気に入りのスピーチの1つ。

メッセージはものすごくシンプル。
「あなたがすばらしいと信じること、愛することをやりなさい。それが自分の人生を生きる唯一の道」

僕は今の仕事を愛しているか、と言われれば、答えはYesでもありNoでもある。
愛せることを探すべきか、今やっていることを愛するべきか。
今やっていることを愛するためには、何を変えなければならないのか。

これを2009年の命題として、大きなチャレンジを続けていきたい。


"I'm convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You've got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle."

"I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something."

"Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary."

"Stay Hungry. Stay Foolish."


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Kaiserswerth

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「毎日家でごろごろもね」ということで、デュッセルドルフ郊外にあるKaiserswerthへ。

Kaiserswerthはかつてのドイツ帝国直属都市であり、中世の要塞都市なのだとか。
中世の建物がそのまま現存していたりもする、とても雰囲気のある街。
ライン川沿いは要塞都市とか古城とか、歴史深い街がまだまだありそう。

写真は、神聖ローマ帝国皇帝のフリードリヒ1世(通称赤髭王バルバロッサ)の居城跡。

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とらや「懐中汁粉 小鼓」

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妻の友人が日本からのおみやげにくれたとらやの「懐中汁粉 小鼓」
これは絶品。

とらやはカフェをやったりパリに出店したり、伝統的な和菓子の世界観を積極的に広げようとしていて、「Made in Japan」ブランドとして応援したい企業の1つ。

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The Maasai

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旅も終盤に差し掛かり、マサイマラ国立保護区のすぐ近くにあるマサイ族の村を訪問。

マサイ族がジャンプするのは、神に近づく行為らしい。
村で最も高くジャンプできる男は、美しい妻を娶ることができるという。
宿泊したロッジでもこの村でも、マサイ族は踊りで出迎えてくれるが、踊りとは歌いながら「ジャンプ」することである。

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はっきり言って、飛びすぎ。
草履みたいな靴を履いて、なんでこんなに飛べるのか。

住居や生活は驚くほど原始的で、にわかには信じられない。
「日本に結婚していない女友達はいないかい?連れて来てくれたら牛と交換しよう。」と言われる。
牛はいらないし、その発想自体に呆れてしまう。

元来、マサイ族は非常に勇敢でプライドも高いらしい。
たしかにその通りなのだろうが、観光に訪れるようなマサイ族は、商売っ気を出しすぎているきらいがある。
「写真を撮られると寿命が縮むと信じているので、撮影厳禁」と教わったのに、当の本人たちは「どんどん写真を撮ってくれ」という有様。
村を案内してくれたのも束の間、気付いたら象牙のペンダントを買ってくれだのなんだのの押し売りが激しい。値段も市価の3-4倍とばかにしている。

というわけで、マサイ族村訪問はちょっと興ざめ。
観光客の訪問を受け付けないような、誇り高きマサイの村だと、また全然違うのかもしれないけど。

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The Masai Mara

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ライオンに襲われ息絶えたバッファロー、
チーターに襲われたばかりのトムソンガゼル(=写真)、
摑まえた小さな鳥を離さないハゲワシ…。

ケニアとタンザニアの国境に位置するマサイマラ国立保護区は、肉食獣と草食獣がともに生息し、その数もケニア随一を誇る。
ここでのルールは、まさに「弱肉強食」。
当たり前のことだが、当たり前のことが当たり前に繰り広げられている日常をお目にかかったのは人生で初めてだ。
下半身を喰われたバッファローと、それを見張るライオン、さらに高い木の上から虎視眈々とライオンの隙を窺うハゲワシの群れが織り成す光景には恐怖すら覚える。

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「生態系」というのは本当によくできている。

ライオンはバッファローやヌー、シマウマなどの大型動物を狙い、チーターはトムソンガゼル、トピなどの小型動物を狙う。
食べ残しはハイエナやハゲワシが骨まで食べつくす。
特定の動物だけに食事が偏ることがない。

草食動物でも、背の高いキリンは高い木の上の葉を好み、象は木の足元の葉を好む。
シマウマやバッファロー、ヌーは草原の草を食べながら共存する。
やはり特定の草が食べつくされ、砂漠化することがないように棲み分けられているのだ。
��アンボセリの砂漠化は象が流入しすぎたことが原因らしいが・・・)

中学校の理科で習ったようなことが、目の前の現実として機能しているのである。
目の前でそのしくみの美しさを体感すると、そこにある地球の神秘に神々しさを感じてしまう。

マサイマラは自然界の大原則をまざまざと見せつけ、同時に"動物"としての人間がいかに弱いかという現実を我々に突きつける。
この世界では、我々の命は数日と持たないだろう。

人間の存在意義を「考えることにある」と喝破したパスカルの言葉も、今はからだの芯から理解することができる。
ケニアの旅は本当にいろいろなことを考えさせてくれた。


「人間はひとくきの葦にすぎない。
自然のなかで最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。

彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。
蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。
だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。
なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。
宇宙は何も知らない。

だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。
われわれはそこから立ち上がらなければならないのであって、われわれが満たすことのできない空間や時間からではない。
だから、よく考えることを努めよう。
ここに道徳の原理がある。」
��「パンセ」(347)より)

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Lake Nakuru National Park

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アンボセリを離れ、一路ナクル湖へ向かう。
ナクル湖はナイロビの北西160kmにあり、この日はランチを挟んで一日中ドライブ。

ケニアに来て驚いたのは、日本車の多さ。なんでもこの国の車の8割は日本車らしい。
我々のサファリカーも当然トヨタ車。
それ以外にも、電話機や水道管など、あらゆるものが日本の開発援助によるものなのだそうだ。
「日本にはいろいろお世話になっているからね」と話すケニア人は多い。

フラミンゴの生息する湖として世界的に有名なナクル湖では、その数は最大で200万羽を超えたという。
この季節は比較的少ないらしいが、それでも数千はいただろうか。
湖面を埋め尽くすフラミンゴの群れにはただただ圧倒される。

ナクル湖ではクロサイにも遭遇。
こちらは恐竜そのもの。
こんな動物が生息し、ごく自然に歩いていることにあらためて世界の広さを感じさせられる。

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Amboseli National Park

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ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

さだまさしの「風に立つライオン」を聴いて以来、ケニアは、そしてキリマンジャロは、僕の憧れだった。
アンボセリ国立公園は、ナイロビから南へ250kmに位置し、ヘミングウェイが「キリマンジャロの雪」を執筆した場所でもあるそうだ。

朝ナイロビのホテルを出て、途上国特有のゴムが焼けるような臭いの中、サファリカーで南に向かう。
ナイロビ市内を出ると同時に、道路は未舗装となり、車はガタガタと音を立てながら砂埃を巻き上げながら、時に激しく揺れたり、パンクしたりしながら、国立公園を目指す。
約5時間のドライブの後、ようやく公園内に辿り着く。

ようやく辿り着いた公園、しかしキリマンジャロはその姿を見せない。
昼間は雲がかかっていることが多く、山頂を見たいのなら、日の出直後の早朝がチャンスなのだとのこと。

気を取り直して翌朝、日の出直前の姿が上の写真。
ついに山頂を拝むことができたものの、10分後にはもう雲で隠れてしまった。
なんとも奥ゆかしいキリマンジャロ・・・。

わずか10分の貴重な時間を存分に堪能し、アンボセリを離れナクル湖へ。

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謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

今年はデュッセルドルフにある浄土真宗のお寺に初詣。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。

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Thank you for what you have done for me

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ケニアから無事戻りました。
書きたいことはいろいろありますが、ドイツもあと1時間少々で新年ということで、詳細は来年に。

今年は結婚と海外赴任という、公私共に大きな変化がありました。
結婚は僕に、「人間は一人で生きているわけではない」ということを心底実感させてくれましたし、
海外赴任は、井の中の蛙であった僕に、世界の広さと、その裏返しとしての日本という国のアイデンティティを考える機会を与えてくれています。
また、モルディブ&マカオへのハネムーンを皮切りに、韓国、ドイツ、ベルギー、フランス、チェコ、オーストリア、スイス、ケニアと、10カ国を旅したことも大きな財産になりました。

まずは、今年一年、僕を支えてくれた皆様にこの場を借りてお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。

そして何より、身勝手な僕につきあわされたことで、僕以上に大きく生活が変わったにも関わらず、
毎日変わらぬ笑顔とつつみこむような優しさで、隣で支えてくれた妻に心から感謝してます。
ありがとう。

来年もどうぞよろしくお願いします。

2008年12月31日、デュッセルドルフの自宅にて。

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