リゾート再生請負人 星野佳路

プロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエプロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエ
(2006/04)
不明

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「その結論が正しいかどうかは、ビジネスの世界においては、ある意味、誰にもわからないんです。だからこそプロセスを大切にするということなんですね」

「競合他社がどう出てくるかわからない中で、成功の確率を高くするには、プロセスを充実させるのが最良の手段」

「自分たちが最も得意とする人たちを選ぶということが、コンセプトを作る目的と言っていいかもしれません」

「お客様に喜んでもらうことが私たちの仕事ですから、そのために何をすべきかという経営判断は、じつはそれほど難しくありません。ですから、接客をするスタッフもその上司もおそらく同じ判断をするであろうというレベルまで価値観を共有させておくことが、一番大事なのではないかと私は考えています」

「自分でやったほうが本当によいと思っているのなら、休憩室で愚痴を言わないで、手を挙げてもらったほうがよっぽどいい」

「会社のことを特別によく知っている人と、ほとんど知らない人とでは、フェアな議論になりませんよね」

「結果的に学んだのは、経営にとって正しいということは、社員にとってあまり重要ではないということです」

「人間の脳は成功体験からしか学ばない」

「選択肢はたくさんあって、どれも正しい可能性があるんですよ。その中で最も正しいものよりも、最も共感されるものを選ぶほうがいい。そのほうが、組織の中で達成に向かう推進力になるんです」

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義経

義経〈上〉 (文春文庫)義経〈上〉 (文春文庫)
(2004/02)
司馬 遼太郎

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義経〈下〉 (文春文庫)義経〈下〉 (文春文庫)
(2004/02)
司馬 遼太郎

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源義経が人気があるのは、彼は悲劇のヒーローであり、軍事的天才であり、一方で人間として不器用であり、といったこともあるのだろうが、僕が彼をかっこいいと思うのは、「彼は貫くべき信念を持っている」という点だ。
その点では頼朝も同じであり、「鎌倉に幕府を作る」という信念を貫いて行動しただけである。
明確なコントラストで描かれている頼朝と義経だが、信念を貫いたという点では同じであり、信念を貫く強い意志を持ち合わせていたという点で似たもの同士の兄弟に思える。

「遠く離れていても、彼なら自分のことをわかってくれる」という考えは、たしかに甘い。
顔が見えないというだけで、人はいくらでも疑心暗鬼になり、悲観的な想像をしてしまう。
信じられないほど馬鹿げた讒言だけでも、長年の信頼関係を一瞬で吹き飛ばすだけの威力を持っている。
長年つきあったカップルが遠距離恋愛をきっかけに破局する、というのはありふれた話であるが、それは「お互いが距離を超えられるほどの信頼関係を作れていなかった」などという簡単な理由づけですまされるべきものではなく、もともと人間が持っている、「見えないものへの恐怖」に対する配慮をどこまで徹底できるか、を真剣に考えなければならない。

信念というものは、我々が他人の人生に踊らされることなく、自らの人生を幸せに生きるための鍵であるが、忘れてはならないのは、自分の信念を支えてくれている人への配慮である。
それは、家族でもあり、恋人でもあり、友人でもあり、会社組織でもある。
配慮なき信念は、わがままにすぎない。

というようなことを実感を持って感じるに至ったのは、海外駐在での経験あってこそだろう。
われながら昔よりずいぶん多感になったな、と感じる今日この頃。

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Milano / Como

R0011287


ドイツで暮らし初めてから、いや、むしろその前から妻と計画していた、「ミラノバーゲンツアー」を先週末に敢行。
思えば東京に住んでいた頃は毎月のように服を買いにでかけていたのに、デュッセルドルフにはおしゃれな店もなく、ウインドーショッピングすらままならぬ日々を過ごしてきた。
この日は、半年分の鬱憤を晴らすかのように、気ままに店に入りあれやこれやと試着し、ミラネーゼを見ておしゃれの勉強をしたり、50%以上のディスカウントに興奮したりと、陽気なイタリアを楽しむ。
お互い靴を一足ずつ戦利品として獲得し、ミラノをあとに。

行き先はミラノから電車で北に30分ほどの位置にあるコモ湖(=写真)。
かつてローマのカエサルが保養地にしており、今でも(妻の持ってたゴシップ誌によると)ジョージ・クルーニーをはじめとするハリウッドスターが足しげく通うリゾート地であるらしい。
なるほど湖畔にはところどころ中世の豪邸などが立ち並んでいる。

妻と新しい場所を訪問すると、自然「ここは街の雰囲気がどこどこと似てるね」という話になるのだが、僕のコモ湖の印象は、「ここは(福岡の)門司に似てる」というものだった。
ヨーロッパと日本なので、当然似て非なる部分のほうが多いのだが、僕はどうしてもヨーロッパの都市を日本のどこかと結びつけたがる。
母国を懐かしみたい、日本に帰りたいという思いが強いのだろうか。。

一方の妻は、「ここは(スペインの)マヨルカ島に似てる」と言う。
なんともグローバルでかっこいい発想・・・とも思う反面、それは見た目まんまではないか、という気がしないでもない。
こういう会話は、お互いの性格や男女の着眼点の違いが垣間見れておもしろい。

なにしろそんな話をしながら、日曜は、「バーゲンツアー第二弾」ということで、コモ湖から程近いスイスのアウトレットへ。
バーゲンの時期にアウトレットに行くと、とんでもなく安くて驚愕(たいしたものはなかったけど)。

話があちこちにそれてしまったが、かねてからの念願が叶って、よかったよかった。

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Below the freezing point

R0011259


本日の天気(6日):晴れ
最高気温:-6℃
最低気温:-14℃

とは今週火曜日のデュッセルドルフの天気。
氷点下の一日を過ごすというのは人生初ではないだろうか。

本日の天気(9日):晴れ
最高気温:-2℃
最低気温:-7℃

極寒日が続く・・・。
ただ、そのおかげか空は澄み切っていて、思わず見とれてしまう。


寒さのせいか、おかしなニュースも。
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『ドイツの子ども3人、寒さから逃れようとアフリカ目指すも失敗』

��ベルリン 5日 ロイター]
ドイツのハノーバーに住む3人の子どもが、寒さにうんざりしてアフリカを目指したものの、地元の駅で警察に補導されるという出来事があった。警察が5日に発表した。

��歳の男児と7歳の女児は、新年に何か特別なことをしようと暖かいアフリカに行き結婚することを計画。証人として女児の妹(5)も連れ、1日早朝に路面電車で中央駅に行き、空港に向かう電車に乗り込もうとしているところを警察に止められた。

警察のスポークスマンによると、子どもたちは食品や水着、サングラス、エアマットなどを詰めた3つのスーツケースを持っていた。警察官は子どもらに、現金やチケットなしではアフリカに行くのは難しいことを説明、代わりに警察署の見学ツアーをさせた後、親元に帰したという。

http://www.excite.co.jp/News/odd/E1231232922838.html

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The only way to do great work is to love what you do




昨年100回は聴いたであろう、Steve Jobsのスピーチ。
「綺麗な英語をマスターするため」というのが当初の目的だったが、今では僕のお気に入りのスピーチの1つ。

メッセージはものすごくシンプル。
「あなたがすばらしいと信じること、愛することをやりなさい。それが自分の人生を生きる唯一の道」

僕は今の仕事を愛しているか、と言われれば、答えはYesでもありNoでもある。
愛せることを探すべきか、今やっていることを愛するべきか。
今やっていることを愛するためには、何を変えなければならないのか。

これを2009年の命題として、大きなチャレンジを続けていきたい。


"I'm convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You've got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle."

"I have looked in the mirror every morning and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something."

"Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary."

"Stay Hungry. Stay Foolish."


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Kaiserswerth

9614


「毎日家でごろごろもね」ということで、デュッセルドルフ郊外にあるKaiserswerthへ。

Kaiserswerthはかつてのドイツ帝国直属都市であり、中世の要塞都市なのだとか。
中世の建物がそのまま現存していたりもする、とても雰囲気のある街。
ライン川沿いは要塞都市とか古城とか、歴史深い街がまだまだありそう。

写真は、神聖ローマ帝国皇帝のフリードリヒ1世(通称赤髭王バルバロッサ)の居城跡。

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とらや「懐中汁粉 小鼓」

9607


妻の友人が日本からのおみやげにくれたとらやの「懐中汁粉 小鼓」。
これは絶品。

とらやはカフェをやったりパリに出店したり、伝統的な和菓子の世界観を積極的に広げようとしていて、「Made in Japan」ブランドとして応援したい企業の1つ。

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The Maasai

9395


旅も終盤に差し掛かり、マサイマラ国立保護区のすぐ近くにあるマサイ族の村を訪問。

マサイ族がジャンプするのは、神に近づく行為らしい。
村で最も高くジャンプできる男は、美しい妻を娶ることができるという。
宿泊したロッジでもこの村でも、マサイ族は踊りで出迎えてくれるが、踊りとは歌いながら「ジャンプ」することである。

9007


はっきり言って、飛びすぎ。
草履みたいな靴を履いて、なんでこんなに飛べるのか。

住居や生活は驚くほど原始的で、にわかには信じられない。
「日本に結婚していない女友達はいないかい?連れて来てくれたら牛と交換しよう。」と言われる。
牛はいらないし、その発想自体に呆れてしまう。

元来、マサイ族は非常に勇敢でプライドも高いらしい。
たしかにその通りなのだろうが、観光に訪れるようなマサイ族は、商売っ気を出しすぎているきらいがある。
「写真を撮られると寿命が縮むと信じているので、撮影厳禁」と教わったのに、当の本人たちは「どんどん写真を撮ってくれ」という有様。
村を案内してくれたのも束の間、気付いたら象牙のペンダントを買ってくれだのなんだのの押し売りが激しい。値段も市価の3-4倍とばかにしている。

というわけで、マサイ族村訪問はちょっと興ざめ。
観光客の訪問を受け付けないような、誇り高きマサイの村だと、また全然違うのかもしれないけど。

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The Masai Mara

9495


ライオンに襲われ息絶えたバッファロー、
チーターに襲われたばかりのトムソンガゼル(=写真)、
摑まえた小さな鳥を離さないハゲワシ…。

ケニアとタンザニアの国境に位置するマサイマラ国立保護区は、肉食獣と草食獣がともに生息し、その数もケニア随一を誇る。
ここでのルールは、まさに「弱肉強食」。
当たり前のことだが、当たり前のことが当たり前に繰り広げられている日常をお目にかかったのは人生で初めてだ。
下半身を喰われたバッファローと、それを見張るライオン、さらに高い木の上から虎視眈々とライオンの隙を窺うハゲワシの群れが織り成す光景には恐怖すら覚える。

9367


「生態系」というのは本当によくできている。

ライオンはバッファローやヌー、シマウマなどの大型動物を狙い、チーターはトムソンガゼル、トピなどの小型動物を狙う。
食べ残しはハイエナやハゲワシが骨まで食べつくす。
特定の動物だけに食事が偏ることがない。

草食動物でも、背の高いキリンは高い木の上の葉を好み、象は木の足元の葉を好む。
シマウマやバッファロー、ヌーは草原の草を食べながら共存する。
やはり特定の草が食べつくされ、砂漠化することがないように棲み分けられているのだ。
��アンボセリの砂漠化は象が流入しすぎたことが原因らしいが・・・)

中学校の理科で習ったようなことが、目の前の現実として機能しているのである。
目の前でそのしくみの美しさを体感すると、そこにある地球の神秘に神々しさを感じてしまう。

マサイマラは自然界の大原則をまざまざと見せつけ、同時に"動物"としての人間がいかに弱いかという現実を我々に突きつける。
この世界では、我々の命は数日と持たないだろう。

人間の存在意義を「考えることにある」と喝破したパスカルの言葉も、今はからだの芯から理解することができる。
ケニアの旅は本当にいろいろなことを考えさせてくれた。


「人間はひとくきの葦にすぎない。
自然のなかで最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。

彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。
蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。
だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。
なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。
宇宙は何も知らない。

だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。
われわれはそこから立ち上がらなければならないのであって、われわれが満たすことのできない空間や時間からではない。
だから、よく考えることを努めよう。
ここに道徳の原理がある。」
��「パンセ」(347)より)

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