9月末で今の会社を卒業することにしました。
新卒で入社して7年半、うちドイツ駐在が1年半。
振り返ってみても、本当にいいキャリア、いい20代の過ごし方をしたと感じます。
ビジネスのいろは、その根幹である経営について徹底的に学べたこと。
強くプロフェッショナルとして生きていく心構えを身につけられたこと。
初めて参画した海外プロジェクトでは、英語がわからないストレスで仕事から逃げ回ってたのに、今では自ら海外でのキャリアを目指せるようになったこと。
生涯に亘ってお互いに切磋琢磨し、尊敬しあえる上司や同僚に恵まれたこと。
親子ほどの年齢差がある僕を一人のビジネスパーソンとして認めてくれるクライアントに出逢えたこと。
その他、数え切れないほどのものを僕はこの仕事を通じて手にすることができました。
10月からは新しいフィールドで新しい挑戦。
仕事ができないかもしれない、という不安はありません。ただし、自分が自分に期待するスピードで成長できるかが心配。
ようやく見つけたキャリアビジョンを見失わないためにも、密度の濃い30代にしたいと思います。
以下は、7年半前に僕を採用してくれた今の会社の現会長(当時社長)に挨拶に行ったときに頂いた言葉。
「年齢的にもいい決断です。あなたが思っている以上に事業会社はどろどろしています。グローバルとかかっこいいこと言っても、事業会社というのはコンサルと比べるとはるかに泥臭いところです。ストレスもたまるし、進まないことも多いでしょう。ただ、それを学んできてください。会社なんてなかなか変わりません。決してあせらずに。とにかくあせらずに。
そういうことを学んで、一回り大きくなって、また戻っておいで。我々はいつでもWelcomeなので。その日を楽しみに待ってます。今までおつかれさま。ありがとう。」
7年半、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
2010年9月
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