引き続き。
今度は8-9月に読んだ本(の中でおもしろかったもの)を備忘録的に。
大前研一「企業参謀」
企業参謀 (講談社文庫)
大前 研一
講談社 1985-10-08
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稀代のコンサルタントによる古典的名著。
氏はこの本を32歳の時に書いたという。うーん、敵わん。もっと考えなければ。
石井光太「絶対貧困」
絶対貧困―世界リアル貧困学講義 (新潮文庫)
石井 光太
新潮社 2011-06-26
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ずいぶん前から書棚にあった本。「情熱大陸」に著者が特集しているのを見て、思い出したように読書。
おもしろい。現地現物がいかに文章に説得力を与えるかがよく分かる。
もっと早く読めばよかった。ということで、さっそく著者の別の著書「物乞う仏陀」を購入。
リンダ・グラットン「WORK...
最近読んだ本(6−7月)
6-7月に読んだ本(の中でおもしろかったもの)を備忘録的に。
堺屋太一「歴史の使い方」「東大講義録 文明を解くI」「東大講義録 文明を解くII」
歴史の使い方 (日経ビジネス人文庫 グリーン さ 3-6)
堺屋 太一
日本経済新聞出版社 2010-01-06
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東大講義録 文明を解く I (日経ビジネス人文庫)
堺屋 太一
日本経済新聞出版社 2010-11-02
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東大講義録 文明を解くII―知価社会の構造分析 (日経ビジネス人文庫)
堺屋 太一
日本経済新聞出版社 2010-12-02
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敬愛する堺屋太一による歴史講義。
根底に流れている思想はどの本も同じだけど、だからといって一冊読めばよい、というわけではない。
どの本をとっても毎回新しい発見がある。付箋が足りないくらいたくさんある。
しかも、これを入り口に、もっと多くの歴史本を読もうという気にさせられる。終わりなき歴史への旅への先導者的存在。再読間違いなし。
ランドール・ササキ「沈没船が教える世界史」
沈没船が教える世界史...
glee!!
毎晩のように楽しんでいたglee。
オハイオにあるマッキンリー高校のグリークラブ(合唱部)を舞台にしたミュージカル仕立てのドラマで、圧倒的な歌唱力が魅力。
一方で、いじめや人種差別、同性愛、宗教など、アメリカが抱える社会問題をちらほらと垣間見せる社会派な一面もあり、ストーリーも奥深い。
シーズン1、シーズン2と一気に観ました。
最近は通勤中の音楽ももっぱらgleeのサントラ。ということで、シーズン1、2の中での個人的トップ10を選んでみました。
最初はトップ5くらいにしようと思ったけど、絞りきれなかった。。それくらい名曲ぞろいです。
10. I Want to Hold Your Hand
シーズン2第3話。
カートの父親が倒れ、メンバーが心配しながら神に祈るなか、無神教のカートが父への想いをのせた曲。
オリジナルはビートルズ。カートの声が切ない。ちょっと泣きそうになった。
9. True Colors
シーズン1第11話。
シンディ・ローパーの名曲をティナがリードボーカルで歌い上げる。
3位に挙げたJust...
90ミニッツ
WOWOWの舞台モノ鑑賞第二弾。三谷幸喜演出による「90ミニッツ」。
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病院の一室、整形外科副部長の医師(西村雅彦)のもとに、ひとりの男(近藤芳正)が案内されてくる。9歳の少年が交通事故で担ぎこまれて手術を必要としており、男はその父親だった。手術には承諾書へのサインが必要だが、父親はそのサインを拒否。90分以内に手術をすれば助かるという状況。頑なに手術承諾書へのサインを拒否する父親と、まずは命を守るべきだと手術をするよう説得をする医師…。それぞれが自分の“正しさ”をぶつけ、本性をさらけ出し、打開策を見出そうとする中、少年の容態は徐々に悪化。緊迫の度は刻一刻と深まっていく。
(WOWO...
その妹
市川亀治郎×蒼井優の舞台「その妹」をWOWOWで鑑賞。原作は武者小路実篤。
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明治時代末期。画家として将来を嘱望されていながら、戦争で視力を失った野村(市川亀治郎)は、美しい妹の静子(蒼井優)とともに叔父夫婦の家に身を寄せていた。絶望となんとか折り合いをつけながら作家になる道を探る野村を、静子は筆記を手伝いながら献身的に支えて暮らす。そんな中、静子は叔父夫妻から意に沿わぬ縁談を迫られ、兄妹は苦境に陥る。状況を知った野村の友人で編集者の西島(段田安則)は、野村と静子を支援することを決意。叔父夫妻のもとを離れた2人の生活費を、身を削って工面する。西島が友情を越えた感情を持ちつつあるこ...
The Innovator's DNA III
引き続きテレビ番組。最近イノベーションが頭にひっかかってて、何見ても同じこと考えてしまうんですが。。
ノンフィクションWでニコラ・フォルミケッティの特集を見る。こちらは料理ではなくファッション。
レディー・ガガのファッションディレクターとして知られるニコラ・フォルミケッティ、34歳。
イタリア人の父と日本人の母の間に生まれた彼は、現在NY、ロンドン、パリ、東京を股に掛けて活躍し、老舗ブランドから「ユニクロ」まで、幅広く手がけるファッションディレクターだ。
先鋭的なガガの衣装、誰もが着たいと思うユニクロの服、雑誌の表紙を飾るハイファッション…。
そのボーダレスな創作活動の源にあるのは、ファッションを専門的に学んだ経歴がなく、自己流の現場主義ですべてをつくり上げてきたこと。そして、12歳まで日本で育った彼ならではの「イーストミーツウェスト」のセンスだ。“時代の寵児”と言われる彼の活動を通して、“ボーダレスであること...
The Innovator's DNA II
立て続けに料理人の話。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、ミシュラン3つ星の日本料理店「龍吟」の山本征治氏の特集を見る。
日本料理の名店「青柳」で修行し、現在は「龍吟」で革新的な日本料理に挑戦し続けている山本氏。
彼が「一流の日本料理シェフ」でなく、「革新的な一流の日本料理シェフ」を目指すに至るまでの経緯がすごい。
彼は、初めて招待され参加したスペインでの一流シェフのコンペティションで、彼のオリジナルではないが、日本料理ならではのアイディアを紹介した。
すると、オーディエンスからは次のような反応が返ってきたという。
「これはあなたのオリジナルではないのか。では、あなたではなくてもよかった」
一方で、他のシェフの発表を見ると、全く独創的で、これまでに見たことのないような調理法の提案が次々と出されている。
その経験を契機に、以降、彼は「伝統」の偉大さを認めつつも、それに並ぶものを革新することに熱意を注ぎ続け、ついにはミシュラン3...
The innovator's DNA
テレビ東京「ソロモン流」でパティシエ辻口博啓氏の特集を見た。
史上最年少(23歳)で「全国洋菓子技術コンクール」に優勝するなど、数々のコンクールでの受賞歴をひっさげて、1998年に独立。自由が丘のモンサンクレールを筆頭に、feve、Le Chocolat de Hなど、複数のブランドを展開、名実ともに日本を代表するパティシエである辻口氏。
ショートケーキ、超うまそう。飴細工もおしゃれ。
感銘を受けたのは以下の会話。
(自らの看板商品のレシピを本にしたり、スクールで教えたりして公開していることについて)
ナレーター:「看板商品のレシピは企業秘密として秘蔵にしておく、というのが一般的のような気がしますが、辻口さんはなぜ公開しようと思ったのですか」
辻口氏:「う〜ん、やっぱりレシピってのはどんどん公開していかないと新しいレシピも生まれてこないしね」
進化し続けるしくみってそういうことなのか、と納得。
過去や現在を守ろうとすればするほど、未来へ...
デザインの話
2月20日に放送された「プロフェッショナル仕事の流儀:デザイナー梅原真」をようやく観ました。
土佐かつおの藁焼き、壱岐で作られているこのわたなど、農林漁業×地方をテーマの商品に関して、デザインを武器にヒットを生み出す、という。
土佐かつおの藁焼きなんて、今では20億円も売れているそうだ。こうして日本の原風景を未来に残したい、というのが梅原さんの情熱らしい。
番組の後半で、高知県で、人間が食べてもおいしいような食材で鶏を育て、その鶏が生んだ卵を売る人から相談を受ける。
栄養価の高いものを食べている鶏から生まれた卵なので、味は抜群。ただし、値段は1つ100円以上するそうだ。ほとんど売れてなくて、貯金を食いつぶしているという。
僕は仕事柄、もし自分がこういう相談を受けたら、「高価な卵を買う人はどういう人で、どこに住んでいて、どこで買い物をするから、そういうところに流通できるような戦略を考えましょう、ブランド力をあげるためにも何か工夫をしましょ...