40km Cycling -調布-

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休み初日のお台場サイクリングから中2日。
水曜、木曜は雨が降ったり、微妙に仕事が入って時間がとれなかったりでしたが、今日金曜日は第二弾にふさわしい天気。

前回(10kmコース)をクリアしたので、せっかく天気がいいなら(20kmコース)に挑戦です。
調布か三鷹か迷いましたが、そもそもジブリ美術館のチケットもなかったので、調布に決定。
とはいえ。。地図を見ると、恐ろしく遠いですね。調布。

まずはお中元を買うために自転車で新宿伊勢丹へ。
おかげで少し遠回りですが。。新宿までは30分かかったかかからないかくらい。軽いもんだ。
無事にお中元を手配して、いよいよ出発。

新宿から調布へは、とにかく甲州街道をまっすぐ走り続けるだけ。
景色としてはいまいちですが、本当に調布までいけるか自信がなかったので、まっすぐなのはありがたいです。

初台、幡ヶ谷、笹塚、明大前、下高井戸、、と京王線の駅に沿って走り続けます。
単調な道で、若干気が滅入りますが、調布を示す道路標識が目に入るようになると少し元気に。
途中、買い物帰りのおばちゃんにも抜かれるくらいスピードが落ちてましたが、新宿から約1時間で調布に到着。
そんなにアップダウンのある道ではなかったし、やってみれば、意外と簡単なもんです。

調布に着くと、観光案内所のような所があったので、そこで近隣の地図をもらってそこからは徒歩で。
噂の天神通り商店街。けっこうな観光客が‥と思いきや、そんな人は皆無。
地元の人が普通に買い物してる中で一眼レフを構え、写真を撮るのは少し恥ずかしい気分ですが、せっかくここまで来たのだからと記念写真。
ねずみ男、いい顔してるねー。

調布まで来た証拠もかねて、奥さんにゲゲゲの鬼太郎グッズのおみやげを買って、さあ帰途へ。
帰りは新宿による必要はないので、世田谷区を対角線につっきって、池尻大橋、恵比寿を通って無事到着。
ろくに道も知らないのに迷うこともなく遠回りすることもなく帰って来れてよかったです。
帰りは1時間半くらいかな?そう考えるとマラソン選手にも全然かなわないですが。。

これで20kmコースもクリア。往復40kmと思えばなかなか充実感あります。
次はいよいよ30kmコースに挑戦?

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20km Cycling -お台場-

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お休み初日。
天気は心配だけど、とにかく雨は降ってないので、やる気のあるうちに。

まずは、自分がどれだけできるのかもわからないので、(10kmコース)からお台場を選択。
お台場は、レインボーブリッジを渡れればわずか5-6kmなのですが、残念ながらレインボーブリッジは自転車で渡れないらしいので、晴海経由で向かいます。このコースで片道10km、往復20km。

家を出て、田町駅の脇を通り、海岸沿いへ。
インターコンチネンタルホテル東京ベイのあたりからレインボーブリッジとお台場を海の向こうに眺める。
ちょこちょこ自転車を止めて写真を撮るのも楽しい。休日っぽくていい。

海岸沿いを浜離宮に沿って走りながら、ここはむかし妻と歩いたな、とか思い出しながら気分よく走り、築地市場へ。
僕は築地市場は初めて(といっても別に中を見学したわけではないけど)でしたが、ここは楽しそうです。
おいしそうなにおいがあちこちからするし、市場独特の活気があって。奥さん今度遊びに行こうね。

築地市場を抜けると晴海通りを右折、あとは晴海通りを走り、勝どきを抜け、晴海を抜け、晴海大橋を渡ると有明です。
晴海までは快調だったのですが、晴海大橋の上り坂で一気に体力を奪われました。
それまではあまり感じませんでしたが、カメラ、替えのレンズ、なぜか本なんかも入ってる背中のバッグが、ものすごく重たく感じ始めます。
なんでこんなに詰め込んだのか。肩が痛い。。

晴海大橋を渡ったあとは、有明テニスの森を通って、あとはお台場に向かうだけなのですが、このあたり、景色が単調で、体力も落ちてることもあって、なかなかペースがあがらず。。
お台場海浜公園に着いたのは、家を出て1時間弱。疲れた。。

久しぶりの運動のせいか、とにかく疲れて、写真どころではないです。
まわりは子供連れのママや修学旅行の高校生や旅行中のカップル、中国人団体などが楽しそうにしてるなかで、僕は汗だくでぐったり。
コーラを飲んだりラーメンを食べたりしながらかれこれ1時間くらい休憩して、ようやく撮った写真が↑。
やる気ない。。

疲労困憊で、ちゃんと帰れるかなと心配になりましたが、意外と帰りは楽でした。
晴海大橋だけです。難関は。

ともあれ、10kmコースお台場編を無事クリア。
さあ次は…どこにしましょうか。

それにしても、なんでお台場に自由の女神がいるの?
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Cycling

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正月以来、久々の休暇です。
今回の休暇は、とにかく運動不足とそれによる肥満をなんとかしないといけない、というのがテーマ。
ジムで運動とか、はやりのジョギングとか、いろいろ方法はありますが、運動を目的に運動するのはどうも気乗りしません。
そこで、思いついたのが、都内からそれなりの距離で、写真を撮るのが楽しそうな場所に自転車で行くこと。
これなら運動もできるし、行く先々でおもしろい写真が撮れるかもしれません。

自転車でいけそうな距離って、どれくらいでしょうね。
そういえば高校生の頃に、実家から太宰府天満宮まで自転車で行ったことがあります。
調べてみると、だいたい片道30kmくらい。
これくらいはいけるのかなぁ。。いやいや、当時とは体力が違いすぎます。
重たいカメラバッグもしょっていくわけだし。。
というわけで、まずは片道10km、20kmくらいで探してみました。

��10kmコース)
お台場:若者のデートスポット。海浜公園からレインボーブリッジ、タワーを望む写真はベタだけど悪くない
押上:東京スカイツリーが建設中。まだ見たことないし。。
羽田空港:仕事でよく行くけど、わざわざ飛行機を撮りに…(飛行機撮るなら北九州空港のほうが楽しいけど)

��20kmコース)
調布:「ゲゲゲの女房」で一躍脚光を浴びる街。天神通りには鬼太郎と仲間たちのモニュメントがあるらしい。
三鷹:ジブリの森美術館があって、実物大の巨神兵がいる。要チケット。
横浜:25kmなのでちょっと遠い。。けど海辺はきれい。

さあ、どこに行こうか…。ん!?今週ずっと雨?

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立ち上がれ日本人


立ち上がれ日本人 (新潮新書)立ち上がれ日本人 (新潮新書)
(2003/12)
マハティール モハマド

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マレーシアの元首相マハティール氏による、資本主義の欠点から中国とのつきあい方、イスラム世界、日本への叱咤激励まで多岐にわたる世界情勢をテーマにした講演。

僕は、今の時点で自分が天下国家を論じるつもりはないし、今後もそういう道を歩む予定も全くないが、天下国家を語る本を読むのは好きです。
なぜなら、「人は立場によって言うことが違う」ということと、それゆえに「普遍的に正しいことなどない」ということを最もリアルに教えてくれるから。
それぞれ国の代表にはそれぞれの国家を背負う責任があり、国際問題というのは、そうした各国の利害と国際社会の大義名分の折り合いをどうつけるかが問題なのだと思います。
強い国もあれば弱い国もあり、民主主義もあれば独裁主義もあり、キリスト教があればイスラム教もあり、何か唯一正しい答えがあるわけではなく、皆それぞれの立場で正しいと信じることを主張する。
この本は、欧米的な考え方でも、先進国的な考え方でもない、マレーシアというアジアの小国からみた世界の断面。
であるがゆえに、これまでと違った「ものの見方」を教えてくれます。

そして僕は、「みんな違うのだ」ということに寛容になれるというか、それを腹の底から理解した上で、正解を探すのではなく、認識の違いを認め合える交差点を探すことができるようになりたいのです。
いろんな立場の人が天下国家を論じる本は、"You are wrong"ではなく、"We are different"だということを、わかり易く思い出させてくれるから好きなのです。

そういうことがわかったという意味でも、ドイツにいた一年半は貴重でした。

They perched in silence for a long time.
"How can we be so different and feel so much alike?" mused Flitter.
"How can we feel so different and be so much alike?" wondered Pip.
l think this is quite a mystery.
��映画「I am Sam」より)



��以下備忘録)

権力を持った富める国は、相手国の行政組織や政治形態などをすべて調べ上げ、服従工作をします。動員されたメディアは、経済や政治に悪影響を与える様々な報道で、相手を不利な立場に追い込んでいきます。こうした常套手段でどれだけ屈服させても、彼らは満足することを知りません。

マレーシアのような小国は為替の売買ごときで一夜にして国全体の経済を破壊されてしまう、という事実に私は驚愕しました。

戦後の日本が自らの力で経済を再建して、奇跡を達成したことに異論をさしはさむ人はいないはずです。いったい、どうしてそんなことができたのでしょうか。それは日本が、他人のアドバイス抜きで、自分たちのやり方で目的を達成したからなのです。

たしかに欧州は、何千マイルも離れたアジアの国々を屈服し、植民地化しました。これに対して中国は歴史上、領土を拡大したことはありません。世界の中心にあるという衒いこそあれ、他国を植民地化したことはないのです。いまさら、これまでのやり方を変えるとも思えません。

中国が東南アジア諸国を貧しくすることはないでしょう。貧しくなれば、私たちは彼らの商品を買えなくなる。中国にとって、彼らのマーケットとなる国々の生き残りと繁栄を保証することは避けられないはずです。

安価な中国製品が市場にあふれれば、一方で多くのバイヤーはブランド品を求めて伝統的なサプライヤーのもとに走るはずです。それが東南アジアなり、日本なり、韓国の生き残りにつながるのです。

中国に完全な民主主義などないと批判する向きがありますが、民主主義のおかげで何百万人もの死を招くくらいなら、むしろそれはゆっくり導入すべきです。欧米は、一朝一夕にできることのように民主主義を押し付けようとする。しかし重要なのは、システムではなく結果です。

イスラム世界の方が、キリスト教社会よりもユダヤ人に寛容だったのです。

イスラエルとパレスチナの紛争は宗教紛争であると間違って理解されてきましたが、本質は領土をめぐる対立なのです。

キリスト教とイスラム教は歴史上、宗教的に対立してきたかのように思われています。もちろん、多少は宗教上の問題もありますが、基本的には領土をめぐる争いなのです。

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William Eggleston

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御殿山にある原美術館にWilliam Egglestonの写真展を観にいってきました。

色彩表現といえば、僕はSteve McCurryが大好きです。
彼の写真は異国情緒と人間の交差点に焦点をあてていますが、William Egglestonが撮るのは、ゴミだったりポスターだったり、普通はカメラを向けないような被写体に焦点をあて、なんでもない被写体を構図と色彩表現でアートに昇華させていたのが印象的。

それに感化されて帰りに撮ったのが↓。
あまりイケてないけど。。こういう目で街歩きをすると、なんでも被写体にできて新鮮です。


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刺激になる写真展でした。
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