Geneve

Geneva


国連本部をはじめ、数多くの国際機関が籍を置くジュネーヴは、平和の象徴そのものといった佇まい。
同時に、この街には高級時計メーカーが数多くひしめいている。
時計ブティックの数はおそらくレストランに次いで多いだろう。
嗜好品の極みであり、そんなに数売れるわけでもなかろう高級時計の路面店がこれほどまでに街中に散らばっていると、果たしてこれで採算が取れるのかと本気で疑問に思う。
それとも、ここは時計メーカーにとっての『聖地』であり、採算を度外視してでもジュネーヴに路面店を持つことこそが一流時計メーカーたる証なのだろうか。。

今回の旅では、チーズフォンデュが食べれるようになった。
ただ、それは食べれるようにはなったというだけで、好んで食べたいとは思うほどではない。
むしろ好んで食べたいと思うのは、オイルフォンデュ。

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Balloon Fiesta

Balloon Fiesta

バルーンフェスタが開催中。
昼間は気球に乗せてくれるらしいが、160ユーロ?だとか。。

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睡蓮

睡蓮

パリでのもう1つの至福の時間は、オランジュリー美術館。
地上階は2つの部屋から成り、そのどちらもがモネの「睡蓮」の部屋である。

睡蓮は抽象度が極めて高く、ものによっては一見しただけでは何を描いているのかわからない。
過去に一度睡蓮のパズルを買ったものの、全くうまくいかずギブアップした。
1つ1つのピースではなく、全体を眺めなければその姿を捉えることができないのは本物も同じ、というか本物のほうがなおさらである。
そのぶん、ひとたび全体をうまく捉えられたときは、一気に作品の世界に引きづりこまれ、目の前に睡蓮があるかのような感覚を味わえるのもこの絵が魅力的な理由の1つなのだろうと思う。

作品と一体になった時に味わう静寂と時間の流れは、あまりにも非日常的かつ無我である。
午前中は人も少なく、本当に静寂を味わうことができる。
その瞬間のためにここに何度も訪れる人も多いのではないか、そう感じさせられる美術館だった。

今回はオランジュリーに加え、オルセー美術館も鑑賞。
こっちも本やTVでしか見たことのなかった作品が数多く展示されていて感動。

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サクレクール寺院

モンマルトル

パリ観光は3度目だが、モンマルトルを回ったのは今回が初めて。
途中、ムーラン・ルージュの舞台となったクラブ「ムーラン・ルージュ」や、「洗濯船」と呼ばれるピカソのアトリエなどを見ながら坂道を上っていくと、丘の頂点にある白亜の大聖堂が突然目に飛び込んでくる。

聖堂自体も壮観、そしてここから眺めるパリも美しいが、なにより気に入ったのは、ここの階段でバイオリンの生演奏をやっていたおじさん。
「G線上のアリア」「おおシャンゼリゼ」がゆったりと心地よく奏でられ、景色はより美しく、時間はより尊いものに変わっていく。
音楽が加わっただけで、ここがパリで最高の場所だとすら思えてくる。

音楽はすばらしい。生演奏ならなおさらである。

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Paris

凱旋門

仕事ついでに、週末はパリへ。

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Bonn

B

今日はボンへ出張。
かつては西ドイツの首都でもあったボンはデュッセルドルフから電車で30分、作曲家ベートーヴェンの生誕地として有名な街。
時間があれば、ベートーヴェンの生家(Beethoven Haus)に立ち寄ってみたかったのだが、それはまたの機会に。

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笑いは世界を救う

car

昨日はミュンヘンに出張。
行きの飛行機はストライキで欠航になったものの、一本遅い便でなんとか到着。
無事にミーティングを終えて帰ろうすると、なんとミュンヘンの空港で爆弾テロ騒ぎ!
何事かと思えば、単に持ち主のわからない荷物があっただけだそうで。
近くにいたドイツ人が、「過剰すぎる!クレイジーだ!!」と怒鳴り散らす。

結局何事もなく飛行機は飛んだが、これまたとんでもないパイロットで、ロケット花火のような離陸と、フリーフォールのような着陸をやってのけた。
特に着陸はひどくて、機内では悲鳴に近いどよめきが起こったほど。
日本ならすぐに機内アナウンスで謝るところだが、彼は"Ladies and Gentleman, we got a hard welcome from Dusseldorf..."とジョークで済ます。それを聞いた乗客も笑って済ます。

賛否両論ある気はするけど、笑いにすり返ることで乗客が恐怖やストレスから開放され、落ち着きを取り戻すことができるのであれば、ある意味最も前向きかつ顧客志向なトラブル対応ではあるまいか。


写真は本文とは全く関係なし。ドイツではクラシックカーやユニークなクルマをよく見かける。おしゃれだ。

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日本出張

空港

東京を拠点に、JRAのトレセンのある栗東、日本最高気温の記録を持つ熊谷(40.9℃!)と、日本での一週間は移動だけでも殺人的なスケジュール。
せっかくの日本だからおいしいものを、と思っていたものの、ゆっくり食事をする時間すらなく。。
金曜の深夜に24時間スーパーで日本の食材を必死で買いこみ、スーツケースをいっぱいにして渡独。

ところで、帰りのフライトはなんとファーストクラス!!
席が満席のために勝手にアップグレードしてくれたらしい。

それにしてもファーストは本当に至れり尽くせり。
離陸後にKRUGを飲み、その後京都の料亭が手がける機内食とともに村尾を飲む。
「紅茶をください」というと、8種類の茶葉から選べると言う。機内にそんなものがあったとは。。
こんな贅沢はしたことがなく、ファーストが似合う年でもないから、やたらとCAに気を遣ってしまう。
一眠り(ここでは羽毛ぶとん!)して、気付くとシートはラベンダーの香り(アロマシート)に包まれている。
心地よい空間の中で「カンフーパンダ」と「半落ち」を観たら、あっという間にドイツに到着。

まったく息をつく間のなかった日本出張だが、最後にご褒美をもらえて大満足。

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