クマとベルリン

bear


熊はベルリンの象徴らしい。
BerlinのBer-とドイツ語で熊を意味するBärの音が似てるから、ということらしいが、とにかく街の至る所でクマを発見。

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The Green Citadel

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ベルリンからの帰り道にMagdeburgという街に立ち寄った。
ガイドブックにも載ってないようなこの街にわざわざよったお目当ては、フンデルトヴァッサー最後の建築である「The Green Citadel」、日本語では「緑のとりで」と呼ばれる建築を見ること。

フンデルトヴァッサーは、オーストリアの建築家で、色鮮やかな建築で有名らしい。
直線的で無機質な近代建築へのアンチテーゼから、自然回帰を謳い、曲線を多用しているのもその特徴なんだとか。
言われてみれば、建物の随所に見える茶色の曲線は木を表現しているのだとわかる。
名前の「緑のとりで」は、きっと建物の屋上が緑化されているからだろうか。
何の変哲もない街でいきなりこの建築が現れるさまは、もっと異様かと思ったが、不思議と街に溶け込んでいる。

フンデルトヴァッサーは、日本では、TBSの「21世紀カウントダウン時計」、キッズプラザ大阪の「こどもの街」、大阪市環境局舞洲工場を手がけたらしい。
帰国したら見に行ってみよう。

下はパノラマ合成バージョン。あんまりうまくいかない・・・。

gc


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Bugatti Veyron

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ベルリンで一番驚いたもの。
それはブガッティのヴェイロンが飾られていたこと。

最高時速407km/h、最高1,001馬力で、「スピード競争に終止符を打つ」と銘打って世に出されたヴェイロン。
販売価格は2億円と聞く。

一時期スーパースポーツに携わる仕事をしていたので、その存在は知っていたけど、日本では展示車すら見たことがなかった。
日本で販売された市販車は3台だけ。友人は東京で見かけたと言っていたけど…実物の存在感は他を圧倒するものがあった。

いやーかっこいい!!
しばらく見とれてしまいました。

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Berlin, the divided city

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仕事で何度か訪れたものの、ゆっくり観光できなかったベルリン。
今年の仕事も全て終わったということで、妻とあらためて小旅行。
ベルリンまではデュッセルドルフから電車で4時間。一眠りして読書をすればあっという間に着く。

ニューヨーク、東京、パリ、ロンドンと並んで世界の大都市に挙げられるベルリンだが、その内実は左記4都市とは全く異なる。
東西冷戦で分断されたベルリンが再統一したのは1989年11月9日。
それから約20年、ベルリンはたしかに、ドイツにしては珍しく、若くて、クールで、斬新で、未来型の都市となった。
しかし、今も残るベルリンの壁そのもの、Checkpoint Chalie周辺の戦争特有の雰囲気、半壊したカイザーヴィルヘルム教会、ドレスデンと似た発展しきれない荒廃地など、ベルリンを印象づけるのはやはり第二次世界大戦と、東西冷戦の爪跡である。
クーダムやフリードリヒ通り周辺の都会的な街並みとのコントラストは否が応にも際立つ。

ただ、過去を消し去って、ニューヨークや東京型の都市を作ろうとしたなら、都市として歴史の浅さを露呈することになったかもしれない。
過去を忘れないように街に爪跡を残し、しかし過去を悲観することなく、未来に向けて発展を続けるところに、ベルリンのオリジナリティがあるような気がする。

��写真はベルリンの壁跡を示すレンガ線とプレート)

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Weihnachten Markt

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ドイツではどの都市でもクリスマスマルクトが盛況。写真はデュッセルドルフ。
「クリスマスマルクトで飲むグリューワイン(ホットワイン)はおいしいよ」といろんな人に言われ、楽しみにしてたものの、ワイン自体はそれほどおいしくなかった。
でも、寒い中、仲良しメンバーで集まって、あったかいものを飲む、というのは趣があってよい。

小学校の頃大好物だった、あげパン?みたいなのがおいしかった。

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くすりのはなし

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5本の注射で抵抗力が弱まってるせいか、いやそもそもその前からだった気もするが、とにかくまた風邪をひいて熱が出た。
自分でも呆れる体の弱さである。

今日になって熱はひいたのだが、全身の関節痛と神経痛で仕事に集中できず、変な汗出てくるしで、お昼休みに病院へ。
熱はもう下がったからとにかく鎮痛、ということで鎮痛剤と抗生物質を処方してもらう。

鎮痛剤はイブプロフェンと言って、日本でもいろんな風邪薬に配合されていてよく聞く名前。
即効性があるようで、飲むとすぐに痛みがとれた。
これはいい!とばかりに、今まで常備薬にしていたバファリンをやめて、イブプロフェン系の薬を常備薬にしようかと思いつく。

違いがよくわからないので調べてみると、いろいろとおもしろいことがわかった。
��どこまで正しいか確証はないので、あしからず)

バファリン:
解熱鎮痛作用を持つのはアスピリン。
ただし、アスピリンは胃を荒らしやすいので、制酸剤であるダイバッファーHTというのを加えて、胃の負担を軽くしている

イブA:
解熱鎮痛作用を持つのはイブプロフェン。名前の「イブ」はイブプロフェンのイブ。
イブプロフェンはアスピリンより強力かつ即効性があるらしいが、このへんの効果の違いは人や症状によってまちまちとも。

ナロンエース:
解熱鎮痛作用を持つのはイブプロフェン+エテンザミド。
末梢に作用して痛みのもとをとるイブプロフェンと、中枢に作用して痛みの伝わりを抑えるエテンザミドを配合して、末梢と中枢の2箇所をダブルブロック!

ノーシン:
解熱鎮痛作用を持つのはアセトアミノフェン+エテンザミド。
アセトアミノフェンは子どもが飲んでも大丈夫な鎮痛剤らしい。
ナロンエースと似てるが、アセトアミノフェンとイブプロフェンの差でナロンエースのほうが強力?

というわけ。
週末飲んでいたパブロンがあまり効かなかったのは、パブロンがアセトアミノフェン主体の体にやさしいやつだったからなのだろうか。
これからはナロンエースを買おうかな。
ドイツにいる間はイブプロフェンを飲めばいいけど(たくさんもらったし)。

しかし、風邪薬の成分の違いと効き目の違いまで理解してる人はどれくらいいるのだろうか。
おそらくほとんどの人は知らないだろうし、薬局で説明すら受けてないだろう。
違いがわかってれば、胃にやさしいほうがとか、とにかく効き目をとか、いろいろ選べるのに・・・変に説明して責任を負いたくないからなのだろうか。

なんにせよ、イブプロフェンはすばらしい。
ロキソニンもいいけど。

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Five inoculations for Kenya

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年末はケニアに行くことにした。
野生の王国、壮大なキリマンジャロ、ナイロビの蜂、マサイの戦士…とても楽しみである。
��実はよく知らないだけとも言うが)

ケニアへの渡航に予防接種は必須ではないらしいが、推奨はされているらしい。
というわけで、今日は予防接種を受けに妻と保険所へ。

渡航先と期間を言えば、必要な予防接種を選んでくれるという。
少しの問診(ドイツ語と英語ごちゃごちゃ)の後、医師は「5本の注射が必要だ」と言ってきた。

5本?5本も注射を!?
情けない話だが、注射は大の苦手である。それを5本もうつというのか。
「右手に3本、左手に2本・・・」とか細かいことを言ってるが、もはや心ここにあらず。
ケニアに行くのはやめよう、と思い直すが、妻は既に医師に手を差し出している。
ああ・・・もう逃げられない・・・。

ちなみに予防接種を受けたのは、次の4つの病気向け。

・黄熱病
・DTP(ジフテリア、破傷風、ポリオ):日本だと三種混合で1本だったような・・・ここでは各1本で3本(x_x)
・A型肝炎
・チフス

こう書くと6本のように見えるけど、実際は5本で、そのあたりはよくわからないし、もはやどうでもいい。
とにかく5本の注射をうったのだ。
一気に貧血のような状態になって椅子に座り込むが、妻に「今日は何も抜いてないでしょ」と言われ、それもそうかと落ち着く。
ああ・・・情けない・・・。

ともあれ予防接種は終わった。
あとは楽しむだけ!と思いきや、医師が言うには、効果を持続させるために4週間後にまた3本、半年後にさらに4本注射が必要らしい。
全てうち終われば、効果は15年有効らしい。
これは本当に必要なのか・・・誰か教えてください。

さらに、マラリア対策として錠剤も服用しなければいけないらしい。
とにもかくにも、ケニアへの道のりは、かくも険しく、そして厳しい。

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ESSEN MOTOR SHOW

ESM


今日はデュッセルから30分のエッセンで開催されている、Essen Motor Showへ。
Essen Motor Showは、クラシックカーとチューニングカーの欧州最大の見本市。
クルマにはそれほど興味はないけど・・・写真撮るには楽しかった。

記念にフェラーリ166バルケッタのミニカーを購入。
日本では1万円以上するらしいこのモデルも、ここではなんと20ユーロ!

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