Fly to Tokyo

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Oberkassel - Dusseldorf

約半年振りに帰国します。
と言っても友人の結婚式出席のためだけで、金曜着、日曜発という過密スケジュールですが・・。

今回の楽しみは、もちろん結婚式と、そして寿司!
前回帰国した時に、同僚のドイツ人を接待がてら連れてって、個人的に大満足した寿司屋を今回も予約できたので、今度はゆっくりと楽しんでこようと思います。

あとは、時間あれば焼肉も食べたい!

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躍動

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散歩中の一枚。
しかし、ほんとに毎週欠かさず散歩してます。。

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GREEN

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「緑がきれい」だとしみじみ感じるのは、やはりつらい冬があったからこそだと思う。
緑を綺麗に撮りたいと思うのは、デュッセルにいる今だけかもしれない。

そんなことを考えながら撮った一枚。

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Michel Comte Retrospective

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ライン川沿いのNRW-Forumで開催中の、Michel Comteの写真展に行ってきました。

Michel ComteはVogue、Vanity Fairなどの一流ファッション誌に加え、アルマーニ、ナイキ、BMW、メルセデス・ベンツなどの広告も手がけてきた、とのことで、ファッションポートレートが中心。
一方で、アフガニスタン、ハイチ、チベットなどの紛争地帯での撮影やあえてブレを活かしたF1の写真なども展示されており、マルチな世界観が印象的。

中でもお気に入りは、マイクタイソンの写真(=一番上)。

そういえば、昔何かの雑誌で見て気に入っていたフェデラーの写真もミッシェル・コントの作品だそうです。
��厳密に言えば、気に入ったのはフェデラーが持っている鞄。エルメスのオータクロアかな?)

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Hannover

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ハノーバーメッセ訪問のため、ハノーバーに行ってきました。
ハノーバーはドイツ語だとHannover、英語だとHanover。ややこしい。。

写真のフォルクスワーゲンは、当地ハノーバーに生産拠点を持つ。
2009年1-3月期の販売台数で、トヨタを抜いて世界一になる可能性があるとか。

ブランド力のあるポルシェ、アウディ、ベントレー、ランボルギーニの高級車群に加え、大衆車はVWとSEAT、低価格帯はSKODAでカバー。
スポーツ、セダン、SUVの三大セグメントもしっかりと網羅。
しかも成長が期待できる中国、ブラジル、ロシアなど新興国に強い。
手強い相手ですねぇ。

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最近観たもの

スラムドッグ$ミリオネア (ダニー・ボイル監督) [DVD]スラムドッグ$ミリオネア (ダニー・ボイル監督) [DVD]
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不明

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おもしろかった。
インドのスラム街の目を覆いたくなるような現実に驚愕。
負の面を抱えながらも、「信じるものは救われる」的信念のもと、世界を悲観せず踊りながら未来を創り出すインドの力強さに畏敬の念を感じる。


チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2006/09/08)
トレイ・パーカーマット・ストーン

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ここ最近見た中では最高に笑える。
「最高の技術で最高にくだらない映画を作る」というコンセプトとその完成度が見事。
アジア人のLとRの発音は、ばかにされてるようだけど全く違いが聞き取れなかった!


おくりびと [DVD]おくりびと [DVD]
(2009/03/18)
本木雅弘広末涼子

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納棺師の手つき、所作がものすごく美しく、まさに「思わずみとれてしまった」。
舞台となった山形の街並みや家屋など含め、映画全体が高い美意識で作りこまれている。
美しい映画。


フラガールスタンダード・エディション [DVD]フラガールスタンダード・エディション [DVD]
(2007/03/16)
松雪泰子豊川悦司

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たしか実話ですよね?
当時僕はまだ生まれてませんでしたが、「女性の社会進出」という一大トピックと、当時の世情が少しわかった気がします。
しかし蒼井優は、福岡の出身なんですね。知らなかった。。


ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ノーカントリー スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
(2008/08/08)
トミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデム

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いや・・・よくわからなかった(英語字幕だけのせいということで・・)


以上、順番はお気に入り順です。

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Life Through A Lens

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Altstadt - Duesseldorf


「写真を撮るのに夢中になると、生の景色を楽しめないんじゃない?」という意見がある。
特に海外では、「日本人はみんなガイドに載ってるような写真を撮ってばかりで、もっと目に焼き付けたほうが・・・」みたいな自虐的日本人論を展開する人もいる。

そんな単純な議論はさておき、いやさておかず、あえて思うところを述べるなら、僕は写真を撮るようになって、むしろ旅行だったり、日々の生活だったり、ひいては人生を楽しめるようになったと思う。

まず第一に、写真を好きになってからというもの、いつも被写体を探すようになった。
人を眺めたり、足元を見たり、天気を確認したり…とにかく昔と比べて圧倒的にアンテナをはるようになったと思う。
さらには、単におもしろい被写体を探すだけでなく、「この街らしさを表現するにはどんな写真を撮るべきか・・」「この人っぽさが伝わる写真は・・」などと考えを巡らせたりもする。
それは、言わずもがな、街や人と向き合う時間なのだと思う。
特に最近思うのは、例えば旅行をしても、訪れた都市の個性、街らしさなどが、頭の中にしっかりと具現化されて残っていること。
写真だけのおかげではないだろうが、写真もそれに一役かっているのだと思う。

また、少し違う点で言えば、例えば旅行をするにしても、「写真を撮りに行ってみたい街」みたいな切り口で旅行先を考えたりするようになったのも大きな変化だと思う。
今まであまり興味のなかった場所に興味が持てるようになった。
旅行先のバラエティが広がったのだ。

さらに考えると、昔はひきこもり大好きだったのに、今はフットワーク軽く、ちょこちょこ出かけるようになったというのも、1つのパラダイムシフト(なんとも大げさな表現だけど)。
かつ、とにかくよく歩き回るようになり、これは健康面でもプラス。

とまあ、言い出すときりがないし、だんだん卑近な例になってきたので、この話はこれくらいで。

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Tennis

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これまた最近ではすっかり日曜の定番となったテニス。
週1回以上テニスをやるのは、高校以来じゃないだろうか。
少しずつ感覚を取り戻しているのがわかって楽しい。

高校の頃は、バックハンドが得意だった。
当時のコーチからは、「教科書のよう」と褒められたし、試合ではわざわざバックに回り込んで打ったこともあった。
しかし、今はどうもバックがしっくりこない。
打点が前すぎるし、そもそも力の入れ方もおかしい気がする。

今のペースで続ければ、その感覚を取り戻すのも時間の問題にちがいない。
その日が来るのが今から楽しみである。
そして、そのときは覚悟したまえ!!

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MedienHafen

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最近は、毎週日曜日に散歩に出かける仙人のような暮らし。
今日はデュッセルドルフのMedienHafenまで。

4時間近く歩いたかな・・・すっかり疲れて、奥さんはソファで寝ちゃってます。
おつかれさま。

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シェエラザード(+容疑者Xの献身)

シェエラザード〈上〉 (講談社文庫)シェエラザード〈上〉 (講談社文庫)
(2002/12)
浅田 次郎

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シェエラザード〈下〉 (講談社文庫)シェエラザード〈下〉 (講談社文庫)
(2002/12)
浅田 次郎

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「物事の本質を考えましょう」「表層的な事実を鵜呑みにするのは危険です」というのは、職業柄いやというほど叩き込まれているけれど、しかしまあ、本質なんてそう簡単に見えるものでもなく。
そして、表面的事実だけで意見する、批評する、というのは大変危険で、本質を知っている人間から見ると、そうした意見をいう人は、時に「何も知らずに的外れで心外な意見を平気でいう人」になり、時に「表層的事実に騒いで真実隠蔽に一役かった人」になり、いずれにせよ「底の浅い人」と見られることに相違ない。
意見をしたり批評をしたりすることがいけないのではなく、意見の前提となる事実を自分がどう認識、把握しているかを常に見つめなおさなければならないのだ。
熟慮するくせをつけなければならないのだと痛感。だいたい僕は、仕事はともかくとしてそれ以外のことは短絡的に考えすぎている。

もう1つ難しいのは、結局、本質は1つではない、ということ。
「あなたにとっての本質は、私にとっての本質ではない」というのが本質、といういかにも哲学的な、かつ堂々巡りな議論がそこにはあり、そしてそれが世界の成り立ちなのだ。
だから宗教はたくさんあるし、「いや、そんなつもりで言ったんじゃないよ」みたいなセリフが日々世界中で聞こえてくるわけで。

結局世の中は不完全で、人間も不完全だということを認め、不完全性に美学を感じられるようになるのが、僕の目指す大人のスタイルなのかも。

しかし、多くの人が書評に書いているけど、この本で描かれている日本人は、かっこいい。
日本人であることを誇りに思える。

とにかくシェエラザードは、読み物としてもおもしろいし、いろいろ考えさせられることも多く、再読に値する本だと思う。

話はそれるけど、本質を隠す、という意味では、容疑者Xの献身(ようやく読んだ)もおもしろかった。

容疑者Xの献身 (文春文庫)容疑者Xの献身 (文春文庫)
(2008/08/05)
東野 圭吾

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Dogs in Santorini

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こっちは怠け者。

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People in Santorini

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みんな働き者。

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Katikies, Santorini, Greece

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サントリーニ島で滞在したKatikiesは、イアの街の入口付近にある、島でも屈指のリゾートホテル。
そのホスピタリティの高さは、長らくドイツにいた僕なんか恐縮してしまうほど。

フライトの関係で、僕らがホテルに着いたのは朝の7時前。
早朝にも関わらず、ウェルカムドリンクにシャンパンを用意してくれる。
チェックインは午後2時からだし、荷物だけでも預けようと思っていたら、スタッフは、「部屋はもう準備してあるよ」と鍵をちらつかせる。
おかげで街が目覚めるまでもう一眠り。

起きた頃には、ホテルのマネージャーが登場。
「今朝早くに着いたから、挨拶が遅れてごめんなさい。Katikiesへようこそ」と満面の笑みで挨拶。
フィラに出かけてくると話すと、「帰ってきたらフルーツをプレゼントするわ」との返事。
部屋に戻ると、言葉どおり皿いっぱいのフルーツと、島の名産品でもあるワインが赤と白1本ずつ。手書きのウェルカムレターを添えて。
「全て私達からのプレゼントです」と。

早速もらったワインでも飲みながら、プールサイドで読書をしようということに。
エーゲ海を眺める絶景のプールに向かい、「ワイングラスを貸してくれないか」とスタッフに頼む。
スタッフは、かしこまりましたとばかりに厨房に向かい、戻ってきたその手には、ワイングラスに加え、カシューナッツとドライフルーツの盛り合わせが。
「ワインにあうでしょうから。私達からのプレゼントです」と。

一夜しかないサントリーニのディナーは、ホテルの洞窟レストランで食事。
ディナーを満喫した後、食後のコーヒーは、部屋のバルコニーで海風にあたりながらゆっくり飲むと気持ちよさそうだ、との考えが頭をよぎる。
早速スタッフに伝えると、「すぐに部屋のバルコニーまでお持ちします」との回答。
部屋に戻ると、待たされることなくコーヒーを持ってスタッフが登場。
ついでにチョコやケーキが盛られた皿もテーブルに。
「こちらは私達からのプレゼントです」と。

ある人は、これを聞くと、「それは全て君が払ったホテル代に含まれているのさ」などと言うかもしれない。
しかし、ことあるごとに「プレゼントです」とサプライズを提供されるのは、なんとも嬉しいものだ。
「ホテル代にはウェルカムドリンクやフルーツが含まれます」と言われると色気も何もないが、「こちらはプレゼントです」と言われると、同じことでも喜びは倍増する。
なにしろ「プレゼント」という単語は聞いていて気持ちいい。

よく見ると、ここのスタッフは、他のお客さんにもことあるごとに「プレゼントです」を連呼している。
サービス業ならどんなビジネスでもそうだが、本当にお客様に喜んでもらおうと思えば、あえてサービスメニューを全て列挙せず、一部はサプライズ的に提供したほうがよい、という見本のような例である。
同じサービス業の人間として勉強になる。

I hope that we could stay there again.

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Santorini, Greece

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Fira, Santorini

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Oia, Santorini

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Oia, Santorini


アテネから飛行機で1時間弱の場所にサントリーニ島はある。
島の中心はフィラ。僕らが泊まったイアの街は島の北端にあり、ここからの眺めが世界三大夕日。
イアからフィラまでもタクシーで15分程度。小さな島なのだ。

バギーを借りて、島を1周するのも人気らしいが、それもうなずける。
青いエーゲ海、地中海性気候で晴れ渡る空、心地よく吹き抜ける風の中、白壁の街並みに映えるギリシャ正教の青いドームを見ながらのツーリングは、至福の時間に違いない。
ただでさえ恵まれた島の環境が、類まれな色彩感覚で味つけされ、圧倒的な世界観を確立している。
自然だけでも人工物だけでもない、そのアウフヘーベンが織り成すこの世界観は、数ある世界のリゾートアイランドの中でも屈指の完成度だろう。

その世界観は、現地のギリシャ人の手仕事によって維持されている。
ペンキを塗り替えている家をいくつ見ただろうか。彼は土日も休まずに景観を守り続けていた。
一方で、そこかしこでひなたぼっこをしている犬や猫は、「この島にいる間は時間を気にせずゆっくりしてください」と語りかけているようだ。
自然、建物、人、動物、その全てが役割を全うすることでサントリーニの世界観は作り上げられている。
こんなことが現実にできるのかと感動。

心残りは、微妙な天気と長~い昼寝のせいで、きれいな夕日を見られなかったこと。
そして、たった2日では到底満喫しきれなかったこと。
いつの日か、ゆっくりと再訪したいと心から思う。

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Athens, Greece

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ギリシャ神話は、阿刀田高の本で少々かじった程度だったが、もっとしっかり勉強しておけばよかった。。
それほどにアテネの街は遺跡があふれ、1つ1つのスケールも大きかった。
中でも、街の至るところから見えるアクロポリスの丘と、その頂にあるパルテノン神殿、アクロポリス周辺に広がる古代アゴラは圧巻。
アテネは、ギリシャ神話と古代西洋史を学んだ人にとっては大興奮の街に違いない。
しまった。。もっと勉強しておけばよかった。

アテネで驚いたのは、1つは古代遺跡群、もう1つはひどい渋滞、そしてもう1つは、横断歩道の青信号の時間が極端に短く、どんなに急いでも渡り終わる前に赤になること。
塩野七生の大作「ローマ人の物語」によると、古代ローマ人は、自らを、「知力ではギリシア人に劣り、体力ではケルト(ガリア)やゲルマンの人々に劣り、技術力ではエトルリア人に劣り、経済力ではカルタゴ人に劣る」と評していたそうだ。
ギリシャ人は知力に秀でているのだ。

ぜひその優れた知力で、交通システムを改善して頂きたい。

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世界三大夕日


今週末はイースター休暇ということで、ギリシャのサントリーニ島(とアテネ)に行きます。
サントリーニ島は特に夕日が美しく、世界三大夕日の1つに数えられるのだとか。
��世界三大夕日は、釧路、バリ島、マニラまたはサントリーニ島)

夕日といえば、ヴェネツィアの夕暮れも最高でした(=写真)。

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Berluti meets Leica

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そういえば、ライカはいまやエルメスの傘下にあるそうで。
エルメスといえば、ジョンロブもエルメス資本のようです。

エルメスの目指すビジネスモデルは、LVMHとも似て非なるものなのでしょう。
一度Patrick Thomasの話を聞いてみたいものです。

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Sakura ll

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週末はあいにくの空模様でした。
ドイツの桜は散ることがないのか、足元を見渡しても花びら1つ落ちてないのに驚きました。

この国は、人も花も、図太く育つのでしょう。
無常観を感じることはますますなさそうです。

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Sakura

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デュッセルドルフも桜が満開。
まさかこの寒い地で桜が見れるとは思いもよらなかったので、ちょっと感動。

日本にいた頃は、桜を見ると、「春が来た!」と思ったものだが、ドイツで見る桜は、「本当に、本当に、ついに、つらくて長い冬が終わったのだ」という、ある種の解放感を感じる。
おそらく「春」というもののイメージも、日本とヨーロッパでは違うのだろうなと思う。
そう考えると、「春」を意味する"Spring"が、同時に「泉」という湧き出てくるものの意味を持っていることや、"Spark""Splash"などの単語と同じく"Sp-"という爆発音を持っていることの理由が、少しわかったような気がする。
ヨーロッパの春(4月)は、出会いと別れの季節でもないから、儚さや期待と不安が入り混じった感情みたいなものもないし。
解放感でいっぱいになるのでしょう。

週末は花見をしよう。

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