笑いは世界を救う

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昨日はミュンヘンに出張。
行きの飛行機はストライキで欠航になったものの、一本遅い便でなんとか到着。
無事にミーティングを終えて帰ろうすると、なんとミュンヘンの空港で爆弾テロ騒ぎ!
何事かと思えば、単に持ち主のわからない荷物があっただけだそうで。
近くにいたドイツ人が、「過剰すぎる!クレイジーだ!!」と怒鳴り散らす。

結局何事もなく飛行機は飛んだが、これまたとんでもないパイロットで、ロケット花火のような離陸と、フリーフォールのような着陸をやってのけた。
特に着陸はひどくて、機内では悲鳴に近いどよめきが起こったほど。
日本ならすぐに機内アナウンスで謝るところだが、彼は"Ladies and Gentleman, we got a hard welcome from Dusseldorf..."とジョークで済ます。それを聞いた乗客も笑って済ます。

賛否両論ある気はするけど、笑いにすり返ることで乗客が恐怖やストレスから開放され、落ち着きを取り戻すことができるのであれば、ある意味最も前向きかつ顧客志向なトラブル対応ではあるまいか。


写真は本文とは全く関係なし。ドイツではクラシックカーやユニークなクルマをよく見かける。おしゃれだ。

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