ベルリンからの帰り道にMagdeburgという街に立ち寄った。
ガイドブックにも載ってないようなこの街にわざわざよったお目当ては、フンデルトヴァッサー最後の建築である「The Green Citadel」、日本語では「緑のとりで」と呼ばれる建築を見ること。
フンデルトヴァッサーは、オーストリアの建築家で、色鮮やかな建築で有名らしい。
直線的で無機質な近代建築へのアンチテーゼから、自然回帰を謳い、曲線を多用しているのもその特徴なんだとか。
言われてみれば、建物の随所に見える茶色の曲線は木を表現しているのだとわかる。
名前の「緑のとりで」は、きっと建物の屋上が緑化されているからだろうか。
何の変哲もない街でいきなりこの建築が現れるさまは、もっと異様かと思ったが、不思議と街に溶け込んでいる。
フンデルトヴァッサーは、日本では、TBSの「21世紀カウントダウン時計」、キッズプラザ大阪の「こどもの街」、大阪市環境局舞洲工場を手がけたらしい。
帰国したら見に行ってみよう。
下はパノラマ合成バージョン。あんまりうまくいかない・・・。
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