チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫)
(2007/11/10)
海堂 尊

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下巻がおもしろい。
おもしろいというのは、ミステリー、エンターテインメントとしてというより、問題解決(仮説思考)、交渉術、インタビュースキルといった、ビジネススキルのケーススタディとして。

特にパッシヴ・フェーズとアクティブ・フェーズという考え方は非常におもしろかったし、仮説思考を徹底することで問題の真因を探り当てる、というのもビジネスに通じるものがある。
上巻で、仮説を持たずに状況分析をして何もわかりませんでした、という展開になっているのも、個人的には納得感がある。

犯行手段、犯行動機などを含めストーリー自体は手練れのように感じられたけど、登場人物の言葉の中には、なかなか含蓄のあるものもあり。


��以下、備忘録)
「目的が不明確な批判は命取り」

「あなたの立場は理解できるし、同情もします。けれどもそれが、周りの認識とは違っている部分もある、ということは理解してほしいのです。そうした事実を踏まえた上で協力してください。私は、非科学的な当てずっぽうや、感情に委せた思い込みではなく、明確な原因を探り当てなければならないのです」

「ルールは破られるためにあるのです。そしてルールを破ることが許されるのは、未来に対して、よりよい状態をお返しできるという革新を、個人の責任で引き受ける時なのです」

2 コメント:

きょうこ♪ at: 2009/01/29 4:44:00 さんのコメント...

元気??
本いっぱい読むんやね~☆
お兄ちゃんに負けないくらい読書家なこうくんのお陰で狭いうちは本だらけよ[絵文字:v-14]
「ナイチンゲールの沈黙」がさらに面白いらしいよ~♪
わたしも読んでみよっかな。
ではまた☆

Y at: 2009/01/29 7:25:00 さんのコメント...

ひさしぶり。
こっちは寒いので読書がはかどるよ。
「ナイチンゲールの沈黙」、今度買ってみます。
こうくんに、おもしろい本があったらどんどん紹介してほしいって伝えといてー。

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