METRO

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独メトロは、米ウォルマート、仏カルフールと並び、消費財の流通をかじった人間では知らぬもののいない、世界のビッグプレイヤーの1つ。
ウォルマートやカルフールと違うのは、「メトロ」は法人向け会員制ホールセラーであり、個人向けはメトログループのRealやKaufhof、SATURNなどの店舗で展開されている。
入会審査は厳格で、法人カードを持ってなければメトロに入ることはできない。

法人会員には、小売店やレストランなどが名を連ねる。
商社、卸が網目のように小売をカバーする日本と違い、ドイツでは大型チェーンはともかくとして、家族経営レストランなどは、自らメトロで食材を調達するしくみになっている。
そんな流通のネットワークに、なぜか弊社も法人会員として加入していたらしい。
というわけで、週末にカードを持っている同僚に連れられてメトロツアーへ。

倉庫型大規模店舗というのは最近では日本でも見かけるが、ここまでの規模のものは見たことがない。
とにかく広いし、品揃えも豊富。
価格はものにもよるが、市価よりは1-2割安そう。
鮮魚はさらに安く、巨大ロブスター(生きたまま!)も20ユーロ程度。

2時間かけて、ようやく1階の1/3くらいを見終わる。
写真を見る限り、ワインと調味料のコーナーくらいしか周ってないようだけど、きりがないということで、この日はここで終了。
珍しいトリュフオイルやポルトガルワインなども手に入ってなかなか満足。

仕事面でも、メトロに足を運べたことはよい経験となりました。

2 コメント:

haichaolu at: 2009/01/26 18:42:00 さんのコメント...

お早うございます。
日本でも4店目が開業したようですね。
カルフールは撤退しましたが、日本市場に定着できるでしょうか。
上海のMETROには何度か買い物に行ったことがありますが、
営業中でもフォークリフトが通路で品揃えをしていたように記憶しています。

Y at: 2009/01/29 7:23:00 さんのコメント...

haichaoluさん、お久しぶりです。
ドイツでは、メトロをはじめキャッシュアンドキャリーがメーカーとの取引を牛耳っているので、大量仕入れでの低価格での卸売ができるようですが、日本では既に商流が確立してますから、なかなか思うようにはいかないようですね。
それにしても、品揃えや規模は想像以上で、本当に驚かされました。

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