Cambodia


久しぶりの更新です。
少し前、というかもう1ヶ月くらい前になりますが、休暇をもらってカンボジアに旅行しました。
というのも、もともとは12月に休暇をもらってプーケットに行く予定だったのですが、帰国直後から大型プロジェクトに従事することになり、休暇を返上。
そのプロジェクトもようやく一段落したので、あらためて休暇をもらったのです。
行き先がカンボジアに変わったのは、年末に会った友達の影響でアンコールワットを見たくなったから。

遺跡群の壮大さは期待以上。
細部の繊細な彫刻の美しさは、系統は違えど、グラナダのアルハンブラ宮殿を彷彿させるものがあります。
どうやら僕は、細部へのこだわりを感じられるモノにものすごく惹かれるようになっていたようです。
圧倒的な建築物の、その細部で、建築物より壮大な人間の世界観の凝縮を感じることができる。作り手の思いが伝わってくる。これがたまらんのです。
まさに"GOD IS IN THE DETAIL"ということなのでしょう。
最近、細部へのこだわりがマイブームです(自分の人生は大雑把なのですが…)。

アンコール遺跡群でもう1つ気に入ったのは、「建造物とそのままの大自然との融合」。
「管理された自然」を取り込んだヨーロッパの建造物とは真逆の印象。
という話を何人かの人に話したところ、「だったらボロブドゥールのほうが気に入るんじゃない?」とのこと。
なるほど。行ってみたい場所がまた増えた。

今回のカンボジア旅行では、もう1つ初体験をしました。
それは、絵を買ったこと。
絵といっても、みやげもの屋なんかで売っているテキトーなものじゃありません。
たまたま通りかかったカンボジアの若手アーティストのギャラリーに立ち寄った時のこと。
シャガールやピカソの画風を少し真似たような絵が多かったのですが、そのうちの1枚に、カンボジア独特のやさしい仏教観と太陽のエネルギーを感じられる1枚を見つけ、すっかり気に入ってしまったのです。
加えて、「ギャラリーに立ち寄り、自分の目で気に入った絵を買う」という、なんとも知的な気分にさせてくれる行為そのものにもすっかり酔ってしまい。。
東京に持って帰ると雰囲気が合わないかも?との不安もありましたが、持って帰ってみると、これがなかなかおしゃれ。

食事もうまいし、最高の旅行でした。

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