人間はひとくきの葦にすぎない。
自然の中で最も弱いものである。
だが、それは考える葦である。
彼を圧しつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。
蒸気や一滴の水でも、彼を殺すには十分である。
だが、たとえ宇宙が彼を圧しつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。
なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。
宇宙は何も知らない。
だから、我々の尊厳のすべては、考えることの中にある。
我々はそこから立ち上がらなければならないのであって、我々が満たすことのできない空間や時間からではない。
だから、よく考えることに努めよう。
ここに道徳の原理がある。
ー「パンセ」断章347/ブレーズ・パスカル
今日はスカイツリーを撮りにいきました。
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