The innovator's DNA
テレビ東京「ソロモン流」でパティシエ辻口博啓氏の特集を見た。
史上最年少(23歳)で「全国洋菓子技術コンクール」に優勝するなど、数々のコンクールでの受賞歴をひっさげて、1998年に独立。自由が丘のモンサンクレールを筆頭に、feve、Le Chocolat de Hなど、複数のブランドを展開、名実ともに日本を代表するパティシエである辻口氏。
ショートケーキ、超うまそう。飴細工もおしゃれ。
感銘を受けたのは以下の会話。
(自らの看板商品のレシピを本にしたり、スクールで教えたりして公開していることについて)
ナレーター:「看板商品のレシピは企業秘密として秘蔵にしておく、というのが一般的のような気がしますが、辻口さんはなぜ公開しようと思ったのですか」
辻口氏:「う〜ん、やっぱりレシピってのはどんどん公開していかないと新しいレシピも生まれてこないしね」
進化し続けるしくみってそういうことなのか、と納得。
過去や現在を守ろうとすればするほど、未来へのイノベーションは難しくなる、ということ。
現在が成功していれば成功しているほど、「成功の復讐」もまた大きくなる。
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