The Dark Night

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ヨーロッパは街頭の数が少なく、夜は極めて暗い。
夜にクルマを駐車しようとしても、暗くて白線なんかまず見えないので、どこに駐車していいかわからなくて、すごく時間がかかる。
アウトバーンなんかはさらにひどく、街灯すらない。
まさに「一寸先は闇」の中、みんな猛スピードで走っていて、日本人からするとすごく怖い。

よくよく考えると、欧米人はオフィスでもほとんど電気をつけない。
部屋が暗い中平気でパソコンの明かりだけで仕事をしたりする。
オフィスを見渡しても、電気がついてるのは日本人のいる部屋だけだったり、ということが珍しくない。
最初は省エネ志向かと思ったが、聞くと暗いと思ってないのだという。

欧米人はもともと目の色素が薄く、強い光に弱く、逆に暗くても比較的よく見えるのだそうだ。
なのでサングラスは必須だし、逆に街灯は必要ない。家の中も暗くて大丈夫。
そういえば昔イギリスにホームステイしたとき、その家では電気をつけずにろうそくに火を灯して夜を過ごしてた。

色素の濃い日本人にはつらいけど・・・ほのかな光に照らされた街並みは、やはり絵になる。
��写真はプラハを流れるヴルタヴァ川沿い。)

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