ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ
さだまさしの「風に立つライオン」を聴いて以来、ケニアは、そしてキリマンジャロは、僕の憧れだった。
アンボセリ国立公園は、ナイロビから南へ250kmに位置し、ヘミングウェイが「キリマンジャロの雪」を執筆した場所でもあるそうだ。
朝ナイロビのホテルを出て、途上国特有のゴムが焼けるような臭いの中、サファリカーで南に向かう。
ナイロビ市内を出ると同時に、道路は未舗装となり、車はガタガタと音を立てながら砂埃を巻き上げながら、時に激しく揺れたり、パンクしたりしながら、国立公園を目指す。
約5時間のドライブの後、ようやく公園内に辿り着く。
ようやく辿り着いた公園、しかしキリマンジャロはその姿を見せない。
昼間は雲がかかっていることが多く、山頂を見たいのなら、日の出直後の早朝がチャンスなのだとのこと。
気を取り直して翌朝、日の出直前の姿が上の写真。
ついに山頂を拝むことができたものの、10分後にはもう雲で隠れてしまった。
なんとも奥ゆかしいキリマンジャロ・・・。
わずか10分の貴重な時間を存分に堪能し、アンボセリを離れナクル湖へ。
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