The Maasai

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旅も終盤に差し掛かり、マサイマラ国立保護区のすぐ近くにあるマサイ族の村を訪問。

マサイ族がジャンプするのは、神に近づく行為らしい。
村で最も高くジャンプできる男は、美しい妻を娶ることができるという。
宿泊したロッジでもこの村でも、マサイ族は踊りで出迎えてくれるが、踊りとは歌いながら「ジャンプ」することである。

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はっきり言って、飛びすぎ。
草履みたいな靴を履いて、なんでこんなに飛べるのか。

住居や生活は驚くほど原始的で、にわかには信じられない。
「日本に結婚していない女友達はいないかい?連れて来てくれたら牛と交換しよう。」と言われる。
牛はいらないし、その発想自体に呆れてしまう。

元来、マサイ族は非常に勇敢でプライドも高いらしい。
たしかにその通りなのだろうが、観光に訪れるようなマサイ族は、商売っ気を出しすぎているきらいがある。
「写真を撮られると寿命が縮むと信じているので、撮影厳禁」と教わったのに、当の本人たちは「どんどん写真を撮ってくれ」という有様。
村を案内してくれたのも束の間、気付いたら象牙のペンダントを買ってくれだのなんだのの押し売りが激しい。値段も市価の3-4倍とばかにしている。

というわけで、マサイ族村訪問はちょっと興ざめ。
観光客の訪問を受け付けないような、誇り高きマサイの村だと、また全然違うのかもしれないけど。

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