Milano / Como

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ドイツで暮らし初めてから、いや、むしろその前から妻と計画していた、「ミラノバーゲンツアー」を先週末に敢行。
思えば東京に住んでいた頃は毎月のように服を買いにでかけていたのに、デュッセルドルフにはおしゃれな店もなく、ウインドーショッピングすらままならぬ日々を過ごしてきた。
この日は、半年分の鬱憤を晴らすかのように、気ままに店に入りあれやこれやと試着し、ミラネーゼを見ておしゃれの勉強をしたり、50%以上のディスカウントに興奮したりと、陽気なイタリアを楽しむ。
お互い靴を一足ずつ戦利品として獲得し、ミラノをあとに。

行き先はミラノから電車で北に30分ほどの位置にあるコモ湖(=写真)。
かつてローマのカエサルが保養地にしており、今でも(妻の持ってたゴシップ誌によると)ジョージ・クルーニーをはじめとするハリウッドスターが足しげく通うリゾート地であるらしい。
なるほど湖畔にはところどころ中世の豪邸などが立ち並んでいる。

妻と新しい場所を訪問すると、自然「ここは街の雰囲気がどこどこと似てるね」という話になるのだが、僕のコモ湖の印象は、「ここは(福岡の)門司に似てる」というものだった。
ヨーロッパと日本なので、当然似て非なる部分のほうが多いのだが、僕はどうしてもヨーロッパの都市を日本のどこかと結びつけたがる。
母国を懐かしみたい、日本に帰りたいという思いが強いのだろうか。。

一方の妻は、「ここは(スペインの)マヨルカ島に似てる」と言う。
なんともグローバルでかっこいい発想・・・とも思う反面、それは見た目まんまではないか、という気がしないでもない。
こういう会話は、お互いの性格や男女の着眼点の違いが垣間見れておもしろい。

なにしろそんな話をしながら、日曜は、「バーゲンツアー第二弾」ということで、コモ湖から程近いスイスのアウトレットへ。
バーゲンの時期にアウトレットに行くと、とんでもなく安くて驚愕(たいしたものはなかったけど)。

話があちこちにそれてしまったが、かねてからの念願が叶って、よかったよかった。

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