国が変わっても相変わらずよくタクシーに乗るのだが、不思議に思うことがある。
ドイツでは、タクシーの運転手に道を聞かれることが全くない。
こっちの住所は基本的に「通り」の名前なので、タクシーでも通り名を伝えるのだが、たとえそれがどんなにマイナーな通りだろうと、彼らは「フン」と鼻をならし、後は迷わず運転するのである。
例えば、東京で「柳小路通り(前に住んでた西荻窪にある通り)に行ってください」と言って、「はい、わかりました」と言われるような感じだろうか。まずありえない。
例えば、京都のように「一条通」「二条通」ときれいに区画整備されているのなら話はわかるが、ドイツの道はどちらかといえばカオスである。道の途中で通り名が変わったり、逆に2-3本の道が同じ通り名だったりするから、こっちは歩いててもわからなくなる。
他に理由として考えられるのは、デュッセルドルフは小さな街だということ。所詮港区くらいの大きさなので、それだったら覚えられる気はする。
と思ってたら、なんとミュンヘンでも通り名だけであっさり辿り着かれた。
ミュンヘンはさすがに広い。覚えられるレベルではない。
というわけで、いまだに答えがわからず。
なんにせよ、ドイツのタクシーは、車はベンツだしスピードは速いし、しかも道も迷わない、ということでとても快適。
写真はパープルのポルシェを乗りこなすちょいワルオヤジ。
ドイツ人はとにかくクルマが好き。
1 コメント:
近いと鼻息は「[色:CC0033][太字]フン[/太字][/色]」と荒くなりますよね[絵文字:v-105]。
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