仕事でリヨンへ。
パリに続くフランス第2の都市にして、「星の王子様」の作者サン=テグジュペリの生まれ故郷。
ミシュラン3ツ星を40年以上維持しているPaul Bocuseをはじめ、味で勝負するレストランが数多くひしめくヨーロッパ屈指の美食の街。
ローマ時代の遺跡が残る旧市街は世界遺産に指定されている。
仕事なので、観光する時間はほとんどなかったけど…食事はたしかにおいしかった。
フランスの都市は、パリ、モン=サンミッシェルに続いてリヨンが3都市目だが、今回驚いたのは日本文化の浸透度。
まずは、書籍。
何軒か書店に立ち寄ったけど、日本について、日本文化について書かれた本が数多く棚に並んでいる。
そしてなによりすごいのは、マンガの充実度。
そもそも「Manga」というコーナーが本屋の一角をしっかりと形成しているのは、ヨーロッパの中でもフランスだけ。
さらにそのラインナップは、「ドラゴンボール」「シティハンター」「ドラえもん」などの不朽の名作から、「のだめカンタービレ」「神の雫」「デスノート」「ONE PIECE」といった人気の作品まで、ありとあらゆる日本のマンガがフランス語に翻訳され、棚に並んでいる。
日本人にとっては、フランス語の学習の格好の教材になるんじゃないだろうか。
また、日本食の消費地としても、ヨーロッパではフランスが最大。
日本人の駐在員だけならドイツやイギリス、ベルギーのほうがはるかに多いだろうから、フランスではフランス人が日本食を食べているということなのだろう。
そのほかにも、柔道なんかも広く普及していて、柔道人口は日本より多いという話も聞いたことがある。
なぜフランスではこんなに日本文化が受け入れられていて、隣国のドイツではそうでもないのか、因果はまったく見当がつかないけど、日本を愛してくれていると思うだけで、こっちも嬉しくなり。
記念に日本がらみの書籍を2冊購入。
これがまたなかなか。
1 コメント:
マンガコーナー、デュッセルの本屋さんにもあるよー(。・_・。)ノ
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